
サラダ油は、なぜよくないのか
サラダ油とは、二種類以上の植物油を混合して作られていて、別名は「調合サラダ油」です。
サラダ油の作り方の問題としては、多くの種類の植物油を薬品を使って抽出していることです。
また、成分の問題では、リノール酸が多く含まれていること。
リノール酸は、血液を固まりやすくしたり、アレルギーを引き起こすエイコサノイドと呼ばれる一連のホルモンの原料となります。そのため、摂りすぎは血栓症やアレルギー疾患を引き起こす可能性があります。
摂りすぎなければよいのですが、一般によく売られて使われているため、注意しないでお惣菜や食品などを選んだり、手軽な外食を利用していますと知らないうちに摂りすぎてしまうのです。
手ごろな価格の食べ物には、サラダ油・サンフラワー油・大豆油などリノール酸を多く含む油で作られています。
間違えの多いこととして、なたねの1品種であるキャノーラ種(カナダ原産)で作られた油を「なたね油」だと思われている人が多いのですが、日本産のなたね油とは違います。日本では、キャノーラ油をなたね油とは呼びません。
なたね油やオリーブ油やごま油やココナッツオイルがよい、と言われる理由の一つはオレイン酸が多いから。酸化されにくいという性質があります。
マーガリンは、なぜよくないのか
トランス脂肪酸だから。
トランス脂肪酸は、化学的に処理されていて、自然界にはない物質。マーガリンとショートニングがトランス脂肪酸です。
アメリカでは、マーガリンはプラスチック分子と似ているので、なんと!「プラスチック油」と呼ばれて警戒されています。
安価なスナック菓子、大手ドーナッツメーカー、ファーストフード店でよく使われている油です。
トランス脂肪酸は善玉コレステロールを減らし、悪玉コレステロールを増やします。
そのため、心臓病のリスクを高めたり、老化を早めたり、がんの原因となる活性酸素を大量に発生させます。
脂肪として蓄積されやすいので肥満にもなります。
さらに、細胞の材料になる為、各種ホルモン分泌、神経伝達、老廃物処理、栄養素運搬、などの働きを狂わせてしまいます。
参考/渡辺雄二『体を壊す10大食品添加物』 山嶋哲盛『そのサラダ油が脳と体を壊してる』
渡辺雄二『食品添加物毒性判定辞典』
良いオイル
加熱できない油ですが、麻の実油・えごま油・亜麻仁油(フラックスオイル)はオメガ3が多く含まれているので、脳に良い働きをしてくれます。
安価で体によくないとされている油は、リノール酸(n-6系脂肪酸)です。
リノール酸の多い油は、植物性マーガリン、ソフトマーガリン、植物性ショートニング、紅花油・大豆やコーンのサラダ油、サフラワー油、ひまわり油などです。
これらは、マーケットや外食産業で使われています。
トランス脂肪酸はアメリカでは毒物で禁止されていますが、日本で人気のトランス脂肪酸「マーガリン」は、10年前まで学校給食で出されていました。
スーパーマーケットのメーカーで人気のあるジャンクフードは、トランス脂肪酸がタップリ。
昭和40年代の学校給食の原材料や添加物類は、アレルギー体質の人には向かなかった・・。⇨
山嶋 哲盛 『サラダ油が脳を殺す ---「錆び」から身体を守る『そのサラダ油が脳と体を壊してる 』
微生物(ウィルス、細菌、菌類、古細菌)
10年前の私のカラダで一番大きく変わったのが腸環境。腸環境が改善してから半年~1年の時と、それから10年後は明らかに大きな違いがあります。
腸環境が変わってきてから1~3年位で数々のアレルギー症状が消えてきました。
8年~10年経ってきた今日この頃では、腸以外の臓器も変わってきていることを実感しています。
それが、体と関わる9割に近い微生物が起こしていること、ということが調べていて解ってきました。きっかけは、疫学のアランコリン『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた』を読み「微生物の働きだ!」ということで微生物系の本を色々と読み始めています。
100年前の食生活に戻ることで100年前に蔓延していなかった「環境病・現代病」と判断できる「ガン・アレルギー・糖尿病・心臓病・腎臓病…」などを克服できるのでは?その食生活が表現されている「オーガニック」です。微生物を知る事で「オーガニック生活」で体が変わったことの裏付けできそうです。
マイクロバイオーム=100兆個の微生物集団、1つの細胞でできている細菌、440万個の遺伝子。
マイクロバイオーター=100兆個の微生物。
微生物の440万個の遺伝子は、21000個の人の遺伝子と協力しながら私たちの体を動かしている。
微生物には細菌以外にもウィルス、菌類、古細菌などがいる。
人体にいる菌類の大半は酵母菌。
日々の食生活でよく食べるものにより人の腸内細菌は違う、よく食べる食品のカロリーと栄養を吸収する微生物が腸内にいる。
菜食主義の人が豚肉を食べた場合、豚肉のアミノ酸を分解するのに必要な微生物が充分存在していないため、カロリーと栄養素の吸収は悪い、ということ。
つまり、スイーツが好きな砂糖中毒者は、毎日のように食べているため、少し食べても人よりカロリー吸収が多いということになる。
2000年6月、アメリカにて人体のDNA解読。研究予算27億ドル(2,977億7,206万円)。
人・線虫21000個の遺伝子
ミジンコ31000個の遺伝子
2012年アメリカにて人体のマイクロバイオーム(微生物の遺伝子)解読。研究予算1億7000万ドル。
微生物の440万個の遺伝子
腸内細菌は必須ビタミンを合成する。
平均寿命は幼児の死亡率が左右する。
1900年全世界の平均寿命は31歳、先進国で50歳。
抗生物質の普及で倍近くに。2005年で全世界の平均寿命は66歳、先進国で80歳。
21世紀は予防接種、抗生物質、水質浄化、医療現場の衛生習慣で感染症を抑えこめるようになったそのかわりに、過去60年間で21世紀病がでてきた。
花粉症、糖尿病、多発性硬化症、自閉症、アトピー、食物アレルギー、自己免疫疾患、消化器トラブル、心の病気、肥満、他。発生場所は欧米社会、現在は世界に広がっている。これら21世紀病は、現代病、欧米病とも呼ばれている。死因は、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病、高血圧、など。
過敏性腸症候群(欝病に連動して起こる)
2005年ノーベル生理学医学賞(ウォレンとマーシャル)により胃潰瘍は生活習慣病ではなく感染症、であることを見だした。
2500年前にヒポクラテスはすでに伝えてる、
すべての病気は腸からはじまる
迷走神経は、脳と腸をつないでいる神経。
腸内微生物は、体の健康を左右するだけではなく心の健康も左右していた。
1872年チャールズ・ダーウィン(進化論)『人および動物の表情について』で、消化管の分泌物が感情の影響を強く受ける様子について記述している。「寝坊して試験に遅刻するとき胃がいたくなる、悪い知らせを聞いたときおなかが痛くなる、恋におちると胸がいたくなる」
2004年須藤信行・千田要一(医学者)がマウスによる実験でも、腸内微生物が心の健康を左右していることを実証した。
2012年、幼い頃の抗生物質治療により腸の微生物の乱れがおきて自閉症になることの実験が続けられている。
原因が遅発性自閉症は1~3歳になって発症する。耳の感染症の疑いがあり抗生物質の治療を受けた幼児は自閉症になる可能性が高いことが証明されつつある。11名の患者による検査。
過敏性腸症候群=抗生物質や感染性胃腸炎が引き金となり、腸内微生物のバランスが乱れて(マイクロバイオータのバランスが乱れて)、慢性的な下痢や便秘になる。
大腸は1.6メートル、大腸菌・乳酸菌などの腸内細菌の種類は1000種類以上、数は100兆を超える、重さは1.5キロ。
ガスのニオイは、あなたの大腸菌の活動によるもののニオイ。
女性は子孫にできるだけ多様な免疫を受け継がせるために、自分と遺伝子が似ていない相手を選ぶことが研究結果でわかっているのは有名な話。ベルン大学の女子学生を対象にしたTシャツ実験などで結果が出ている。
しかし、現在、消臭剤や抗生物質のシャワーや薬を浴びていることにより、この能力が破壊されている。
アレルギー 衛生仮説
幼いとき多くの感染症にさらされると、アレルギーが発症しにくい。生まれた順番も関係があり、兄や姉のいる子の方が花粉症になりにくい。
産業化・西洋化されていない地域にはアレルギーはない。欧米でアレルギーが増え始めたのは1950年頃。日本では1990年頃。
西洋化されていない地区の10代には、にきびはない。
リーキーガット(すき間のできた腸の意味)症候群
既存の科学界や医学界は、リーキーガットのコンセプトに懐疑的な姿勢。医学校でも扱っていないので信頼性は低い。
栄養士や代替医療の治療師が行っている。
途上国の抗生物質
感染症が脅威であるので抗生物質が必要。途上国で肺炎や髄膜炎で死にそうな人に必要とする。
抗生物質を念のため、もしものために使うのがよくないのはなぜか?
耐性があるため。
耐性菌に感染するリスクが高くなる。耐性菌による病気は長引き、抗生物質を飲み続けることになる。有害な副作用があるため。皮膚の発疹や下痢。
抗生物質を受けたことによる感染症で、イギリスでは1999年に500人、2007年では4000人が死んでいる。
民族により腸内細菌は異なる
ポルフィラナーゼという酵素を持つ細菌バクテロイデス・プレビウス
日本人の多くは、海藻に含まれる炭水化物を分解する「ポルフィラナーゼという酵素を持つ細菌バクテロイデス・プレビウス」が腸内にある。
このように、民族により、長年食べ続けてきた食材を分解する細菌を持つ。
芋類ばかり食べる民族は、不足している必要な栄養素を腸内細菌が作り出す。
人は植物を主食としてきた
大腸は、食物繊維が好きな微生物がホームグラウンド。微生物の待機所である虫垂を備えた人の消化器系の構造は私たちが肉食動物ではなく、植物を主食としてきたことを教えてくれている。
草食性から出発して現在の雑食性に至った。
あなたはあなたの食べたものでできている=
あなたはあなたの微生物が食べたものでできている
アランナ・コリン
セミナーで参考とした本:
アランナ・コリン『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた』
モンゴメリー『土・牛・微生物ー文明の衰退を食い止める土の話』
近藤誠『がんより怖いがん治療』
船瀬俊介『ショック!!やっぱりあぶない電磁波』
土田直樹『アース革命』
三好基晴『原発被ばくと医療被ばく』
中村 仁一 『大往生したけりゃ医療とかかわるな【介護編】 2025年問題の解決をめざして』
近藤誠『医者に殺されない47の心得 必携版 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 』
近藤誠『治す医者か、ごまかす医者か―絶対あきらめない患者学 』
アレクセイ・V.ヤブロコフ 『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』
DVD『世界が食べられなくなる日』『遺伝子組み換えルーレット』
マリー=モニク・ロバン『モンサントの不自然な食べもの』
広瀬隆『東京が壊滅する日』
武田邦彦『2015年放射能クライシス』
他
化学物質過敏症 参考ブログ記事:
電磁波
化学物質過敏症(CS)を治す方法
1.化学物質過敏症(CS)について「電磁波」
2.化学物質過敏症(CS)について「日常生活で避けていること」
3.化学物質過敏症(CS)について 「家電製品」
4.化学物質過敏症(CS)について 「食品」
5.化学物質過敏症(CS)について 「CSの人は疲れやすい」
6.化学物質過敏症(CS)について「火災」
7.化学物質過敏症(CS)を治す方法
8.化学物質過敏症(CS) 「吐き気、頭痛、呼吸困難」
9.化学物質過敏症(CS)住居問題
10.化学物質過敏症(CS)を治してくれるお医者さんはいない
11.化学物質過敏症(CS)住居問題2
12.化学物質過敏症(CS)「印刷物」
13.化学物質過敏症(CS)「衣類」
14.化学物質過敏症(CS)「浄水器」
15.化学物質過敏症(CS)「生活環境1.」
16.化学物質過敏症(CS) 「一般の食品は食べられない病気」
17.化学物質過敏症(CS)「生活環境2.」
18.化学物質過敏症(CS)「生活環境3.」
19.化学物質過敏症(CS)「生活環境4.」
20.化学物質過敏症(CS)「海水浴のすすめ」
浜松化学物質過敏症の会
21.化学物質過敏症(CS)「シックハウス」
22.化学物質過敏症(CS) マイクロカプセル
23.化学物質過敏症(CS) 柔軟剤は有害物質
24.化学物質過敏症(CS)「カナリアからのメッセージ」
25.化学物質過敏症(CS)法事に出られない
26.化学物質過敏症(CS) 塩化ビニール (PVC)
27.化学物質過敏症(CS)静養しない
28.化学物質過敏症(CS) 睡眠
29.過剰医療で化学物質過敏症は悪化します
30.化学物質過敏症(CS) 「N95」タイプのマスク
31.化学物質過敏症(CS)専門医の受診を
浜松化学物質過敏症の会 会員募集
32.化学物質過敏症(CS)香害
33.化学物質過敏症 新型コロナウィルス
34.化学物質過敏症 タチオン
35.化学物質過敏症(CS)「生活環境5.」
バッチフラワーレメディ入荷しました
36.アルコール除菌が使えない方のために
化学物質過敏症が伝える、安全な食品の選び方1.
化学物質過敏症が伝える、安全な食品の選び方2.
化学物質過敏症が伝える、安全な食品の選び方3.
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