たま屋

会員制のオーガニック販売・化学物質過敏症の会・広告プロデュース 営業日時/第2と第4の月・火・水・木曜日、10:30~18:30 静岡県浜松市中央区中島 Tel 053-544-7716

日本は、遺伝子組み換え食品を世界で一番食べている

日本は、遺伝子組み換え食品を世界で一番食べている

日本のオーガニックを意味する自然食品のメーカーでは、遺伝子組み換え(GM)を厳しく排除して20年になります。
安全確認のない未完の技術GMの歴史は浅く20年、毒性やアレルギーを引き起こすおそれがあり、免疫力が落ちることが広く知られています。

日本でGMではない食品が揃っている所は少数派が利用する自然食品だけです。
スーパーマーケットのメーカーの多くはGMですが、それすらも理解していないことが一般的です。
そのため日本人のほとんどの人達が知らないままに、遺伝子組み換え食品を世界で一番食べている国となりました。

EUや多くの国ではGMを拒否しています。
さらに新しく登場したゲノム食品も、EUではGM同様ゲノム編集食品を規制しています。

GMOの危険性について発表したことにより、食を奪われた科学者がいます。
下記の映画『サイエンティスト』がGMOについての映画です。

映画『サイエンティスト』(←クリック)
映画 『暴走する生命』 の中でノルウェーの分子生物学者T・トラーヴィクは、遺伝子工学の最大の問題は科学者たちの95%が企業側に属し、独立した科学者は5%もいないこと、と述べています。
映画 『サイエンティスト』 はこの問題に切り込み、私達が今どんな世界に取り巻かれているかを明らかにしていきます。
遺伝子組み換え作物・食品の危険性について重要な発見をし、それを発表したことでバイオ産業から攻撃を受け、職を奪われた二人の科学者アーパッド・プシュタイとイグナシオ・チャペラ。
そして、米国 ・食品医薬品局(FDA)による研究の隠蔽を暴露し、遺伝子組み換え政策は科学と民主主義への攻撃だ訴えるアンドリュー・キンブレル。


ゲノム編集とは、GMと同じような問題のある方法で、遺伝子をピンポイントで破壊する技術のことです。
しかし日本はゲノム編集食品を、無表示で流通しています。

お店で安全な食品を買いに来た、というオーガニック初心者や、化学物質過敏症を発症した人も皆、GMやゲノム編集を知りません。
遺伝子組み換えは聞いたことがあり、よくなさそうだけれど何かは知らない、と言います。
さらにはオーガニック利用者の間でも、それほどGMやゲノム編集について論議しようとする人はいません。

2023年4月1日、日本では「GM表示不使用」になったことを知っているでしょうか。
一部のメディアがこのニュースを小さく取り上げました。
GM食品が主となる大量生産のスーパーマーケット利用者が大多数の国ですから、ほとんど話題になりませんでした。

これとは真逆の流れである自然食品のメーカーの間では、去年2022年の秋から2023年4月1日以降はどのような方法で「遺伝子組み換えではない(NO GMO)」を伝えていくかが問題になっていました。
商品に「遺伝子組み換えでない(NO GMO)」表示をしてはいけなくなったのですから、商品説明の欄で伝えたり、自然食品のオーナーがお客様に口頭で伝えていく方法しかありませんので、手間が増えました。

また食品添加物の使用量も世界で1番ですが、すでに2022年3月に食品添加物を「無添加・不使用表示」をなくす方向になりました。
食品添加物とGMが使われていることを表示しないように規制する、ことは自然食品(オーガニック)の業界にとっては不利でしかありません。  

2022年3月~2023年4月に、このような食品表示規制が起きていたことを知らなかった人は多いと思います。
GMと添加物の規制について事実を知りたいのであれば、信頼できる本を選んで事実を追求するしかありません。ネットで検索して調査する場合は情報提供者が信頼できるかどうか、注意が必要です。

参考:共著、安田節子『食がもたらす病』p42~44、日本消費者連盟『消費者リポートNo.1667』p4-6


日本は、遺伝子組み換え食品を世界で一番食べている
オーガニック食品を扱うお店のため、強い香料の洗剤・洗浄剤・消臭剤・香水を利用されている方はご遠慮願います。
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