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会員制のオーガニック販売・化学物質過敏症の会・広告制作 営業日時/5月12・13・14・15・16・26・27・28・29・30、10:30~18:30 静岡県浜松市 Tel 053-544-7716

静かに広がる原発被害

静かに広がる原発被害

福島の原発事故の今後について、チェルノブイリの教訓をほとんどの日本人が理解していないようです。
過去における2013年の報告でさえ、放射能による死者数は約100万人で,その環境被害は今も進んでいます。
被害の高いベラルーシ、ウクライナ、ロシアは深刻で、汚染地では健康な子どもの割合が20%以下になりました。80%の子供がなんらかの病気を持っています。
食品汚染もなくなっていません。
チェルノブイリその後について信頼のおける本の一つが『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』です。今後の日本に起こる原発被害を知ることのできるこの本は、2013年に翻訳されて出版されました。

オーガニック専門店には様々な営業の方がこられますが、無農薬である商品であっても放射能検査をしていない、遺伝子組み換え作物かどうかわからない、という商品をすすめる業者が多く驚きます。
先日営業されたメーカーの方も「もう5年も経ったので放射能なんて誰も気にしていない、日本産であれば遺伝子組み換えではないだろう」と言っていました。
オーガニックの販売店で取引する無農薬の商品を扱うメーカーなのに、このような見識です。
3.11の放射能汚染の被害はずっとなくなりません。
さらに、遺伝子組み換え作物は先進国の中ではトップレベルで輸入していて、日本の家畜の餌の100%に近い数字が遺伝子組み換え作物です。それらは自然とこぼれ落ち舞い、知らないうちに交配されていきます、これは世界各地で起こっていることです。
安全な作物かどうかは、それは高度な機械による放射能検査と、遺伝子組み換え作物ではない表示があるかどうか、無農薬か、が基本となります。

3.11前後に生まれた子供たちは、住む地区に影響の差はありますが、特定できない病気の子供が多く長生きができない可能性があります。大人より子供たちの方が影響が大きいのです。
チェルノブイリ被害を参考に、多くの人が知ることは大切なことだと思います。

原発とGMO(遺伝子組み換え作物)は、個人の力ではなくなりません。一生向き合わなくてはならない問題です。
しかし、ほとんどの日本人は気にしていないので国にとっては都合のよいことかもしれません。

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