
1986年4月26日に起きたチェルノブイリ原発事故による死者は、2004年(事故から18年後)までに100万人に達している、という医学的なデータの実証があります。
福島原発事故の場合は、人口密度が高いので、18年後はどのような数字になるのでしょうか。
また、原発事故後は健康被害ではガンが増えるだけではなく、心筋梗塞や狭心症などの心臓に係る病気も増えます。
チェルノブイリ原発事故では、ベラルーシ被災者は2002年(16年後)に事故前の10倍心筋梗塞が増加して、2009年(23年後)には54%が心臓病で亡くなっています。
参考:アレクセイVヤブロコフ『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』
なぜ心臓病が多くなるのでしょうか。
それは、セシウムが最も濃縮しやすいのが筋肉で、心臓と肺は筋肉の塊でできているからです。
2015/4/10 日経新聞
今年の4月に、茨城県鉾田市でイルカが150頭座礁して打ち上げられた事件がありました。
店主もテレビのニュースで見ていたので、強く記憶しています。
当時は、大地震の予兆であるという解釈がされていました。2011年3月11日の東日本大震災の前の3月4日に、鉾田市の隣にある茨城県鹿嶋市で50頭のイルカが座礁したことがあったことから、そのように思われていたそうです。
その後、イルカの解剖をした結果、肺がまっ白になって血液が流れていない「心筋梗塞」の状態だったそうです。
つまり、セシウムが原因だった可能性があるのです。
2013年の福島県内の放射能の高い浪江町や飯舘村の調査では、鳥類の数が減少しており、減少度合いがチェルノブイリ汚染地帯の2倍でした。検査したのは、アメリカのサウスカロライナ大学の生態学者です。
日本獣医生命科学大学の調査では、野生のニホンザルはセシウムによる体内放射能が異常に高かったそう。また、イノシシは、食物連鎖の上位にある動物で、1キログラムあたり6万ベクレルという驚異的に高い数字を記録しています。
チェルノブイリ原発事故の被害状況はまだまだ続いています。
関東地区から離れた私の住む東海地区では、現在では多くの人が放射能の被害について気にしていません。
チェルノブイリ原発事故後から現在にかけても、「食べるものを選ぶ」人達とそうでない人がいます。もちろん、選ばなかった人の方には倍の被害が出ています。
日本でも同じことです。
参考:高木仁三郎、渡辺美紀子『食卓にあがった放射能』
放射能検査をしない食品を食べない方がいい、ということ。
今からでは少し遅いのですが、この記事を読んだことをきっかけに、案内している本から情報を読み取り、今の日本で食べることの危険性を再確認してもらえたらと思います。
放射能、遺伝子組み換え、農薬や化学物質、電磁波など、個人の力で避けられるものは遠ざけていきましょう。
今後も起こるであろう放射能事故、環境破壊も起こす戦争、これらは架空のものではありませんので、知識を持ち正しい判断をもって生きていかなくてはなりません。
参考:
広瀬隆『東京が壊滅する日』
三好基晴『原発被ばくと医療被ばく』
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