根菜類は、土に入っているから農薬の心配がない?
お客様から、多い質問ですが、土の外の野菜と同じように大量の農薬を使います。
(農薬についての記事を書いた時に、根菜類の野菜の農薬について数回案内をしています。)
慣行栽培(スーパーなど)による量産の根菜類は最後に収穫するときに、「枯凋剤(こちょうざい)」を使います。
ジャガイモや玉ねぎなど、大量の野菜を収穫するには、茎や葉を枯らす必要があるからです。
農薬を多く使う農作物として有名な、イチゴ・きゅうり・トマト(35〜55回)などのみ無農薬のものを買えばよい、と考えられている方が、多いようです。
一見、ジャガイモの農薬回数(15〜18回)はそれほど高くないので、安心されているのようですが、農薬散布の内容と種類の問題があります。
種をまく前から収穫するまでに使う農薬
1. 種をまく前に「土壌消毒剤」など
2. 雑草を枯らす目的で、除草剤
3. 生育時に「殺菌剤」「殺虫剤」
4. 根菜類には、「枯凋剤」
日本は、世界でも農薬使用回数の多い国として有名なのです。
スーパーで安価で売られている農作物の農薬を甘く見ないほうがよいです。
また、農作物のB級品を安く買うことができるファーマーズマーケットなども、スーパーと同じ慣行栽培(一般栽培)ですから、農薬が使われています。
OECD(世界経済協力機構)の調査による各国農薬使用量1〜3位は、
2002年
1位日本、2位韓国、3位イタリア
2008年
1位韓国、2位日本、3位オランダ
資料/OECD(世界経済協力機構)
有機栽培や無農薬の農作物であっても、肥料で化学肥料や動物性の肥料(抗生物質やホルモン剤を打たれた鶏フン・牛フン)を使っているものも安全ではありませんので、注意が必要です。
参考
河名秀郎『野菜の裏側』
農薬を使わないことがなぜよいのか?
野菜の栽培方法
危険な有機野菜
農薬と食品添加物が、現代病の原因のひとつ
農業工業会
日本は世界一の農薬使用国①(るいネット)
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