化学的な研究が進み、農薬が現代に多い病気の原因であることが明確になってきました。
がん、自閉症、注意欠陥多動性障害、パーキンソン病、アルツハイマーが関連しているとのこと。
さらに、最近の研究によると、農薬は食品アレルギー・ぜんそくの原因という報告が出てきました。
研究内容を発表しているのは、アメリカのコルヌコピア研究所です。
http://www.annallergy.org/article/S1081-1206%2812%2900671-0/abstract
http://www.cornucopia.org/
一部のみ抜粋
コルヌコピア研究所によれば、USDA(米国農務省)の研究は、オーガニックフルーツや野菜は、有毒な農化学物質の残滓レベルの含有量が明らかに低いことを示していた。子どもの食品アレルギー発生は、米国で増加を続けており、同国の疾病対策予防センターは、1997年~2007年で18%増加しているという。
日本では、このような研究をしているところがないので、貴重な情報です。
まだまだ日本は、オーガニック後進国ですので欧米の研究結果を追っていくしかなさそうですね。
食品アレルギーやぜんそくのあるお子さんが増えてるようです。
当店でも、食品アレルギー対応の食品を求めて来店される方が少なくありません。
アレルギーの出る食品を避けて、食べられるものだけ必死に揃えてお子様に食べさせても、原因を正さなくては永遠にアレルギーは治らない、という結果が明確になったということです。
つまり、農薬をついた野菜を食べながら、アレルギーの出る食品を避けても意味がない、ということです。
お店としても、お客様にお伝えしやすい研究結果が出てきてよかったかな、と感じています。
「農薬をとらないようにする」ことが現代病にならないひとつの方法という結果。
とても簡単なことです。
慣行栽培(一般栽培)を販売しているマーケットのお野菜や、それらを元につくられている加工食品をとらなければよい、ということですね。
これらのお野菜も加工食品も、一般的な食品としてマーケット・ドラッグストアなどで簡単に安価に手に入るものです。
そして食品添加物も、農薬とほぼ同じ病気を生み出している、と伝えられていることは、みなさんもご存じですね。
ガンをはじめ喘息、痛風、膠原病、多汗症、腋臭、過敏性腸症候群、皮膚疾患全般(ニキビ、アトピー、主婦湿疹、汗疱など)、脳腫瘍、アルツハイマー病、パーキンソン病、 LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)の原因となっていると、疑われています。
1999年に出版された『買ってはいけない』が食品添加物を批判。
その後に、元食品添加物セールスマンが2005年に『食品の裏側』を出版して内部告発をしました。
どちらも、オーガニックたま屋に読み物としておいてありますので、是非、ご覧ください。
この2冊を読めば、食品添加物の種類がわからなくても、なぜ危険なのかを理解をすることができますのでおすすめいたします。
食品添加物の化学反応
・相乗効果:異なる種類の添加物はお互いに毒性を高め合う
・融合発生:異なる種類の添加物が反応して未知の化学物質が発生する
・製造生成:製造中に熱が加わることにより別の化学物質が生成される
・流通変化:光に当たって分解することで別の化学物質に変化する
・体内変化:摂取した後に腸内細菌などの働きにより新しい化学物質に変化する→チクロ
女子栄養大学/吉田勉
参考
『食品衛生学―食品の安全性』 吉田 勉 (共著)
新品価格 |
『わかりやすい食品化学』 早瀬 文孝 (著), 佐藤 隆一郎 (著), 吉田 勉 (監修)
新品価格 |
EUOFA http://www.euofa.jp/index.php
■自然栽培■
無農薬・無肥料。人間にも地球にも安全な未来の栽培方法。
■自然農法■
不耕起・不除草・無農薬・無肥料。栽培者により、肥料を与えることもある。
炭素循環農法をさすこともある。
■有機栽培■
化学肥料・化学農薬を使用しない。無農薬のみをさしたり、広い意味をもつ。
有機JASマークがあるもの。
■慣行栽培(有機栽培)■
農薬と化学肥料でつくられた量産のお野菜。
マーケット、朝市などでどこでもいつでも手に入る。新鮮さと安さで人気のファーマーズマーケットのお野菜も慣行栽培です。まれに、有機農家の方でとれすぎた人が持ってきますが、栽培方法の表示をしてはいけないため、有機のものがどれかはわからない。
こちらの記事は、NPO法人オーガニック協会からの情報を元にしています。
こちらでは、ボランティアで知人をはじめ多くの方が翻訳の協力をされています。
間違った情報は掲載したくないので、ひとつの情報に対して、最低2冊の文献より判断しています。
明確な間違えがあるようでしたら、訂正いたします。