有機野菜は、もちろん安全でおいしいものもありますが、そうでないものもあります。
安全なお野菜を求めるのであれば、お野菜の栽培方法が下記の4種類がありそれぞれが「どうちがうのか」を理解することからはじめなければなりません。(当店の場合はこのように分けました)
なんか、めんどうかも?なんて、かたづけてしまう問題ではないですね~
私たちのカラダが、命がかかっていますから。
上から順番に栽培者が少なく手に入りにくい順になっています。
当店では、全ての野菜に栽培方法・栽培者・栽培地区・放射能検査の明記をして、販売しています。
選択は、お客様の自由です。
■自然栽培■
無農薬・無肥料。人間にも地球にも安全な未来の栽培方法。
■自然農法■
不耕起・不除草・無農薬・無肥料。栽培者により、肥料を与えることもある。
炭素循環農法をさすこともある。
■有機栽培■
化学肥料・化学農薬を使用しない。無農薬のみをさしたり、広い意味をもつ。
有機JASマークがあるもの。
■慣行栽培(有機栽培)■
農薬と化学肥料でつくられた量産のお野菜。 浜松市内では、マーケット・朝市・ファーマーズマーケットなどでどこでもいつでも手に入る。
「自然栽培」がなぜ一番よいのか?
それは、その野菜には肥料を与えていませんから、植物の持つ生命力が一番あるからです。
肥料を与えない厳しい環境におきますと、その農作物は栄養を得るために根をはります。
台風などの天災がおきても丈夫なので倒れることがないため、天災後に野菜が収穫できないことはないため、高騰することがありません。
発酵ジュース、酵素玄米をつくると、とてもその強さがよくわかります。
その他の栽培方法の野菜とは大きな差をつけて発酵するからです。
また、アレルギー・化学物質過敏症において重症な方は、自然栽培の野菜しか食べられない方がおります。
肥料も使わないことから、土を汚して水質汚染を起こすこともないため、環境問題を考えたときにも理想の栽培方法なのです。
「自然農法」 とは?
どちらかというと「自然栽培」に近いのですが、なにかが少し違っていたりします。
また、炭素循環農法、合鴨農法もこちらに入る?かな、と。
炭素循環農法には廃菌床が入りますので、この中に安全でないものが入っているかどうか?ということが問われるようです。
合鴨農法には、鳥のフンが入りますので、この鴨の扱い方などが気になるところですね。
こだわりのお野菜をつくられている栽培者が、「有機栽培」「自然栽培」というカテゴリーとは違っている場合に、自流で栽培方法の名前をつける方もいます。それらも、こちらの栽培方法の種類としては「自然農法」 に分けさせてもらいます。
「有機栽培」とは?
これら4つの名前の中で一番知名度が高いと思われます。
化学肥料・化学農薬を使用しないのですが、肥料を使用します。
有機JASには矛盾があり、なぜか一部の化学農薬を使ってもよいことになっています。
いちばんの問題は肥料にあります。
動物性の肥料、つまり、鶏ふん・牛ふんなどです。
家畜の半分以上がなんらかの病気にかかっています。そして、ホルモン剤や抗生物質を投与されていますから、動物性の肥料を使った場合、食物連鎖で私たちのカラダにもはいってしまう可能性があります。
もちろん、放牧して育てた安全な方法の動物性の肥料もあります。
有機栽培の栽培者にどのような動物性の肥料であるのか、聞いてみるとことがよいと思います。
そして、家庭の生ごみを肥料として使っている有機栽培の野菜を幅広く流通させている法人もいます。
一般家庭の生ごみには、食品添加物や家畜の肉もはいったりと安全とはいえませんので、忠告されている専門家もいます。
(自然食のレストランの生ごみであれば安心なのですが・・)
慣行栽培(一般栽培)とは?
これが一番わかりやすいお野菜ですね。
化学肥料・化学農薬をつかって大量生産されているので、安価でいつも新鮮なものがマーケットで手に入りますから、知らない人がいない野菜です。
朝市やファーマーズマーケットも慣行栽培のお野菜です。
これらの農法でつくられている栽培者は、ご自分では食べないで、他に、無農薬の畑をつくって食べられているということも聞きます。
先日の記事でお伝えしましたが、農薬の害については使っている方たちが一番よくご存じですから。
以上が一般の概念です。
実際、店舗経営をして扱っていますと、一番栽培者の栽培方法が複雑でタイヘンです。
許可されている化学農薬を使っている場合何をつかっているのか?
肥料は何をつかっているのか?
植物系の場合は、どのうような植物であるのか?
一般の家畜のフンを使っているのではないか?
種はなにをつかっているのか?
(これらを明確にしていない有機栽培者がとても多いのです。)
質問すると逆切れされる方もいたり・・。
畑を見るのがよいのですが、畑をどのように見るのかをわかっていなければ、見に行っても判断できませんね。
畑を見るのであれば、知識と畑での現場の経験がなければわかりませんから。
参考/
赤峯勝人『ニンジンの奇跡』
河名秀郎『野菜の裏側』
松下一郎『本当は危ない有機野菜』
有機栽培で使われる家畜のフンはなぜ使われるのか?
野菜が甘く、おいしくなるからです。
また肥料は、作りたい野菜が畑の土に合わないときに使うと効果があるのです。
家畜の排泄物が危険か?
こちらのビデオを見てもらうとわかりやすいので、知りたい方はごらんください。
新品価格 |
いのちの食べ方
新品価格 |
フード・インク
この2本で、家畜の現状が理解でき、食について考えるきっかけになると思います。
また、その他の作品も見てさらに理解を深めたらどうでしょう~
新品価格 |
ありあまるごちそう
新品価格 |
キングコーン
新品価格 |
未来の食卓
オーガニックがなぜ大切なのか?
それを理解するきっかけになると思います。
危険な食に囲まれた日常ですが、その中からホンモノの食を選択すればよいのです。
それは、正しい知識を得て判断すること。
実際、簡単なことではありません。
簡単だったら、現代病であるアレルギーやらガンやらなんやらにならないと思いますし。
すごくタイヘンなのは、健康食品や栄養補助食品を信じている方が多いことです。
なんどか書かせていただいていますが、近日これらのことについても、お伝えしたいと思います。
よく「オーガニックは高いから」といいますが、粗食になりますから使うお金は変わらないし、ドラッグストアや病院とお付き合いがなくなりますし、サプリメントも健康食品も危険なことがわかってきますから買わなくなるので、無駄遣いがなくなりますよ。
そして、わたくしのように外も中もウツクシク?ほほほ。
まず、すべての食品やスキンケアにもつながる「農作物の栽培方法」を知らなくては、全体像がつかめません。
オーガニックたま屋でのお話し会で、店主はこのようなことについてのお話をさせてもらっております。
明日は、天然酵母の相馬パンが11時に店頭に並びます。
おいしいですよ
毎日さむいのでしめくくりは、20代の頃に、毎年のように訪問していたハワイ、ご存じハナウマ湾。
気軽に楽しめる場所でよいですね。
大好きなスポットです。
20代の頃、冬が苦手な私は、立派な大人の女性になったら寒い冬の間は楽園ハワイで過ごせるオンナになれたらいいな~と憧れていた時期がありましたが。
もう、十分オトナなのですが、日本のサムい~冬とお付き合いしていますよ~
お店へのアクセス
どうかもう少しご理解を!
堆肥は、水質汚染に繋がりますので、ないほうがよいのは確かなことだと思います。アレルギ−のお客様で、動物性の堆肥を使った有機野菜に反応してしまう方が、現実にいらっしゃいます。
家畜の堆肥については、消費者と生産者の現場のデータと参考文献も用意してページをかなり設けないと案内できることではないので、時間をかけて伝えていきたいです。
毎日、安全なお野菜についての話を販売店という場でしているのですが、当店のような専門店の利用者でも農業や畜産業の現場を理解さてれてない方が多いです。
そういったことから、親しみやすいDVDや本などで案内しています。
去年の9月に行なったナチュラルハーモニーの河名さんの講演会は質疑応答を含めて5時間に渡りました。やまおくさんとりあげている内容も含まれていました。参加していただけたらよかったのに、と思いました。
地元の有機栽培者には背をむけられました・・。なぜか?愛知県の参加者が多かったですよ。
http://tamaya.hamazo.tv/e3357527.html