たま屋

ネオニコチノイド。
世界中のみつばちの大量死や減少の原因の一つとして有名になった農薬。
人間の世界ではどのような被害があるのでしょうか。

ネオニコチノイドは、水溶性植物内部に浸透する浸透性農薬です。
無色透明ですから、見た目では農薬がついているのかわかりません。
苗の時から浸透して洗っても落ちず、効果が長期間持続しますから食べる時にも残っています。
また、神経毒性を持ち、動植物の神経に作用をします。

日本では、松枯れのために農薬空中散布で30年間以上まいていますが、松は枯れ続けているので効果があるのかどうかわからないそうです。

ネオニコチノイド農薬は微量であっても、脳の情報を伝達するアセチルコリンの働きを狂わせます。
そのため発達障害になると考えられています。
自閉症、ADHD（注意欠如多動性障害）、学習障害、ぜんそく、小児癌、先天異常など。
子供だけではなく、大人の体にもよくありません。

ネオニコチノイドを避けるには、野菜だけではなく家庭の中でも注意が必要です。
ゴキブリ駆除剤、住宅の接着剤や塗料やフローリング、シロアリ駆除剤、ペットのダニノミ剤、アリ駆除剤、ガーデニング殺虫剤などにも入っています。
つまり、普通の消費スタイルであるスーパーやドラッグストア生活をしていると関わってしまうのです。

参考：水野玲子『知らずに食べていませんか？ネオニコチノイド』

2003年の農薬使用量では、日本が1位でしたが、現在は中国、韓国、日本の順で農薬の使用量が多いのです。


2003年耕地面積当たりの有効成分換算農薬使用量




参考:Faostar 2013.8.4
耕地面積当たりの有効成分換算農薬使用量

オーガニックのお店のオープン前から忠告し続けている「農薬・添加物・遺伝子組換食品・放射能汚染食品を食べるな、触れるな」の一つである農薬。

4年前も今も、まだまだ本気で「農薬は洗えばとれる」「たまに安全なものを使えばよいだろう」と思っている人が多いようです。
「農薬・添加物の落とし方」などという本が出ているのも問題です。生活圏にあるスーパーとドラッグストアで買う方法しかないと思っている人が書いている本です。
生活の根本を考え直せばよいのです。

農薬も添加物もとれません。そして、徹底して排除しなければ効果はでません。

また、調べていると「内閣府食品安全委員会」のOBが農薬を肯定した論文を出しています。
日本は世界中でも多くの農薬を使うことで有名になってしまい、どのように読んでも矛盾と無理があるように思いました。

農薬が簡単にとれるのであれば、世界的に社会問題にはなりませんし、世間の流れに反して無農薬の農作物を栽培したり、オーガニック製品や食品を苦労して広げる意味もないでしょう。

はじめから「農薬・添加物・遺伝子組換食品・放射能汚染食品」でないものがある場所に行き（オーガニック専門店）そこで買えばよいのです。

みつばちのようになりたくなかったら、スーパーやドラッグストアに行くのはやめましょう～

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