酵母エキスは食品添加物ではないのですが、酵母の遺伝子操作が行われて化学物質が使われる方法があるそうです。
そのようなことから、製造過程が化学調味料と同じですので、よくない、という専門家の意見があります。
自然食品のメーカーで、酵母エキスが使われている商品があります。
昆布濃縮だし、中華だし、野菜ブイヨン、豆乳タルタルソース、一部のドレッシングなど。
取引先のメーカーに質問してみた所、化学処理・遺伝子操作などが関わる処理は一切しないで製造しているそうです。
酵母エキス、という方法もそうですが、スーパーのメーカーと自然食品やオーガニックの専門メーカーとは製造方法や、原材料や添加物に対する基準が全く違います。
砂糖、という表示と同じです。
スーパーのメーカーの砂糖は白砂糖のことですが、自然食のメーカーの砂糖は、粗糖・甜菜糖・メープルシロップ（化学処理しない糖）を指しています。
また、店主が多く書いているブログ記事の一つ「合成甘味料・人工甘味料」は、自然食のメーカーで使われることは「ゼロ」です。
スーパーのメーカーでは、より安く消費者に提供するために有害な合成甘味料が必ず使われています。
多くの方が、スーパーで扱う大手メーカーの原材料表示と自然食メーカーの原材料表示が全く違うものである、という根本的な意味の理解がないことが「安全な食品の選択を誤る原因」です。
ブログ記事を書くときに、添加物の本や辞典を参考としますがオーガニックの知識のない著者ばかりで、化学的な面に対する部分しか参考にならなくて残念です。
根本的な部分が大きく間違っている分野の本に「添加物や農薬をとる方法」があります。
参考として読ませて頂いていますが、自然食の知識がゼロのため、添加物を使うことを基本とするメーカーの中で安全な食を探しています。
添加物や農薬を使っていない加工食品があるのですから、はじめから使われていない食品を利用すればよいことです。
また、農薬は洗ってもとれません。
日本で一番多く使われているネオニコチノイドは、水溶性植物内部に浸透する浸透性農薬です。
苗の時から浸透して洗っても落ちず、効果が長期間持続しますから食べる時にも残っています。
食品添加物については、隠れ添加物も多く、加工食品の原材料に醤油と書かれていたら、その醤油がすでに添加物でできています（化学処理による製造）から、多数の添加物名が隠れています。
食品添加物の知識があったら、添加物の一部を落としたところで、意味がないことが理解できるはずです。
農薬と添加物に対する基本知識を持たない人が、「添加物や農薬をとる方法」の本を信じているようです。
このような根本的な間違えがある、という判断ができないと、安全な食品を選択することはできません。
数冊出ているそれらの本の方法で、安全な食品になるほど、現在の食は単純ではありません。
農薬と添加物を排除することと戦う多くの小さなメーカーや、無農薬の農作物に関わる栽培者、たま屋のような少数の販売店ががんばっているのは「フツーの食が超危険」だからです。
飽食の時代による多種類の食品、便利なコンビニに並ぶ食やチェーン店の外食店があるのに、全てが安心して食べられないものばかり。
参考：
ネオニコチノイド 子供への影響
農薬について
無農薬のたまねぎで、泣くことはない
安全な農作物の選び方
スーパーの無添加と、オーガニック店の無添加の違い
ジャガイモの農薬
いちご狩りと農薬回数
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