新たまねぎがおいしい季節になりました。
自然栽培(無農薬・無施肥)や、無農薬で化学肥料を使っていないたまねぎを切っても、目にしみません。
たまねぎの辛み成分は硫化アリルという物質で、殺菌作用があり、ビタミンB1の吸収を促進する働きがあるそうです。
無農薬で栽培したたまねぎは、この辛み成分がピリピリせずに甘みのあるたまねぎになるので、調理して「泣かされる」ことはありません。
かれこれ10年ほど農薬付の野菜を使っていないので、たまねぎで涙が出たことはありません。
参考:新留勝行『野菜が壊れる』
また、自然栽培の農作物を長年食べていますが、おいしいだけではなく、日持ちがします。
そして、慣行栽培(一般栽培とも呼びます。スーパーやファーマーズマーケットなどの農薬や化学肥料を使った栽培方法のこと)との大きな違いは、農作物が腐らないこと。
農作物が腐る、ということは不自然なことなのです。
本来は、時間が経つと枯れていくものです。
自然栽培の農作物は、食べ忘れて放置しておくと枯れていきます。
果物などは、水分が抜けて発酵して甘みが増え、ドライフルーツとして食べることができます。
慣行栽培の果物は、腐っていきます。
腐る農作物、
本能的にもよくない感じがすると思います。
農作物についた農薬は、洗ってもとれません。
農薬を落として食べれば安全だと、本気で思っている方が多いようですが、それ以前に大きな問題があります。
洗ってとれたとしても、一番最後に外側についた農薬が落ちるだけのこと。
きゅうりなどは40回以上農薬をかけますから、農薬を浴びて育った野菜とそうでない野菜は同じではないのです。
農薬と化学肥料を使っている土壌と、そうでない土壌はまったく環境が違います。
慣行栽培で育っている野菜の土は硬くクサくなります。
農薬や化学肥料を使わない土は、ふわふわで微生物が生き生きとしてとても気持ちがよい土になります。
人間も農作物も環境汚染の中では健康になれないのです。
そういったことが、味の違いに出るのです。
野菜についた農薬の落とし方など、意味がありません。
土壌、つまりよくない環境で育っている農作物について、考えてみることが重要です。
毎週、無農薬で放射能検査済の新たまねぎが入荷しています。
当店のたまねぎに泣かされることはございませんので、是非おためしください。
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農作物の農法の種類について
■自然栽培■
無農薬・無肥料。人間にも地球にも安全な未来の栽培方法。生命力のある野菜で、日持ちがよいのですが、栽培者が少ないため希少。たま屋で、取り扱っている。
■自然農法■
不耕起・不除草・無農薬・無肥料。栽培者により、肥料を与えることもある。炭素循環農法をさすこともある。
■有機栽培■
化学肥料・化学農薬を使用しない。無農薬のみをさしたり、広い意味をもつ。有機JASマークがあるものは、約21種類の安全な農薬が許可されているため、無農薬ではない。
■慣行栽培(有機栽培)■
農薬と化学肥料でつくられた量産の農作物。
浜松市内では、マーケット・朝市・ファーマーズマーケットなどでどこでもいつでも手に入る。
オーガニックたま屋定休日:火曜日
4・5月の休業日:
臨時休業 4/6(月)、4/20(月)、5/3(日)~6(水)、5/18(月)
営業時間/AM10:30~PM6:30
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