ぶどう狩り、みかん狩り、いちご狩り・・・
ご家族やカップルのイベントで楽しまれていますね。
これらの平均農薬回数は（静岡県の場合）､
ぶどう（屋根かけ栽培）25回
みかん14回
いちご（ハウス）54回
ですが､知っていましたか？
農作物の農薬・化学肥料を気にするようになってから、もう20年以上「なんとか狩り」には行っておりません｡
昔､いちごやみかん狩りなどに行きますと、１食分ぐらいは食べてしまってトイレが近くなってタイヘンだった記憶があります。
今考えてみますと、ずいぶん若かったので、悪いものを排出しようとする能力もすぐれていたんだと思うのです。
今はもう、すぐに排出するなどのムリがきく年齢ではないので、とても挑戦できませんｰ
これからの季節は、いちご狩りですが、ついつい食べ過ぎて体調を崩す方がいると思いますが、食べ過ぎだけが理由ではないですよ。
久しぶりに、静岡県の慣行栽培（スーパーや朝市､ファーマーズなどで売られている農作物のこと）の農薬回数と化学肥料使用量を調べてみました。
1年半ぶりにデータを見ましたが、農薬回数・化学肥料使用量は変わっていません。
地域により、農薬回数は多少違ってきますが、農薬回数の多い農作物はどこの地域でも同じです。
相変わらず、トマト・きゅうり・いちごの農薬回数・化学肥料使用量がとても多いです。
生育するまでに、これだけの農薬回数ですから、洗ってとれるわけないですね。
土の環境もよくないでしょう。
何度か、農薬も肥料も使わない自然栽培の畑を訪問していますが、土がふわふわで気持ちがよいのです。
ニオイも心地よく、森林浴をしたときのような自然の香りがします。
農作物がおいしく育つわけです。
慣行栽培の畑などの土に触れたことがありますか？
土はがちがちに固く、薬漬けですからニオイはとても臭いです。
ドライブに行って、畑の続くところを車で走っていますと､悪臭がしてきた経験がないでしょうか？
あれが、慣行栽培の壊れた土のニオイです。
カタチは野菜ですが、味がほとんどありません。
人間も同じです。
コンビニなどのお弁当やお惣菜には、農薬つきだけではなく、すごい量の添加物が使われています。
これらを、毎日食べている人は、聞かなくても体臭でわかります。
ほとんどの方が、腸環境が悪いので口臭も強いです。
若杉友子さんも本で、農薬と添加物の入ったものを毎日食べている人たちの体臭はすごいと書いてますね。
参考：『長生きしたけりゃ肉は食べるな』
静岡県の農作物の農薬回数
米コシヒカリ 20回
馬鈴薯（5月～8月収穫） 12回
チンゲン菜（冬どり12～2月）5回
セロリ―（ハウス冬どり12～3月）26回
きゃべつ 15回
生姜 12回
たまねぎ （秋まき春どり）18回
葉ねぎ（11～3月種まき、1～6月どり）8回
ほうれんそう（冬どり）6回
エシャレット（2～4月収穫）16回
レタス（年明けどり）15回
いちご（ハウス）54回
かぼちゃ（露地）18回
トマト（12月～6月収穫）54回
きゅうり（2～5月収穫）40回
かぶ（ハウス冬春どり）11回
ごぼう（冬春どり）8回
だいこん（1～3月収穫）14回
ニンジン（10～2月収穫）7回
みかん14回
八朔19回
レモン（ハウス）20回
梨（幸水・豊水）29回
りんご28回
ぶどう（屋根かけ栽培）25回
化学肥料の使用量(窒素kg／10a)の多いもの
セロリ― 50
キャベツ 30
生姜 25
いちご 23.4
みかん 25
トマト 39.8
ごぼう 30
だいこん 29
八朔・レモン 30
農薬は簡単には落ちないので、洗って食べてもそのままでもたいして変わらないですが、ぶどう・みかん・いちご狩りで採れたてのくだものには新鮮な農薬がついていることは確かなことではないでしょうか。
幼児やご高齢の方は、悪いものを排出する力が弱いので、おすすめできません｡
さらに、放射能汚染の農作物、という問題まで抱えていますから「安心して食べられる食べものは探す」時代なのです。
もちろん､オーガニックたま屋には、安心して食べてもらえる農作物・加工食品があります。
種類は少ないですけれど、専門店ですので厳選しておいています。
データ：
平成25年12/18追加見直し表 静岡県庁 農山村共生課農産環境班
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2014.1～3月は、臨時休業はございません。
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