たま屋

会員制のオーガニック販売・化学物質過敏症の会・広告制作 営業日時/5月12・13・14・15・16・26・27・28・29・30、10:30~18:30 静岡県浜松市 Tel 053-544-7716

食品添加物・農薬は落とせない

食品添加物・農薬は落とせない

食品添加物・環境破壊による海産物の汚染・薬漬けの家畜・農薬など、それらを落とす方法の本があります。
確かに、調理前の下ごしらえで一部の汚染物質を取り除くことはできますが、取り除くときに栄養価も落としてしまいますし平均して10%程度では意味がありません。
手間も考えたらはじめから汚染されていないものを選ぶ、オーガニックを選ぶ方が効率的です。

たとえば、
魚は鱗や皮や血抜きなどで、下ごしらえで少しは取り除くことができます。しかし有害物質の一部を取り除くだけですので、たくさん食べたら意味がありません。
ハム・練り製品の有害添加物を落とす方法があり2割有害物質を落としても、1人分のおかず量を食べれば体にはいるのだから意味がありません。ハム・練り製品は、加工食品の中でも特に有害な添加物が多く含まれていますので、私は食べない方がよいと伝えているほどです。
お湯などを使って野菜の農薬を取り除く方法については、栄養価が流れ出てしまいます。さらに一般栽培の野菜は栄養価が少ないので野菜のカスを食べるだけになってしまいます。
農薬・化学肥料で育った輸入品のバナナは、さらにもう2回めの農薬にあたるポストハーベストに浸かっています。
増尾さんは添加物である酸化防止剤がバナナの上下1cmに多く含まれているので上と下を切り落とせば食べていい、と説明しています。輸入品のバナナには添加物だけではなく、2回の農薬が果肉すべてに浸透しているので、添加物の一部を取り除いても農薬の方がかなり有害ですので意味がありません。

そのようなことで、オーガニックたま屋では、はじめから汚染されていない食品を販売しているのです。

参考:増尾清2015年『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法 食材の選び方から下ごしらえ、食べ方の工夫まで 』
2004年『家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法―食材の選び方、下ごしらえ、食べ方の工夫まで』

増尾さんは、元東京都消費者センター試験研究室長で(現在の独立行政法人国民生活センター)管轄は消費者庁です。

災害時などでオーガニック食品がどうしても手に入らない時は参考にさせてもらいますが、食べない方が良いのか?判断が難しいところです。一応2冊持っていますが、新しい本には新しい見解があるか期待しましたが、得にとりあげるようなことはありませんでした。

知合いの方などから、何人か増尾さんの伝えていることを試して信じている方がいて何度か聞くことがあります。
そのたび、どう答えてたらよいのか苦しみます、否定は重い空気が流れてしまいますので。
添加物・農薬や化学肥料・遺伝子組み換え種子・家畜や海産物の汚染・放射能汚染などについて勉強して理解をしていたら、「食品添加物・農薬を落とす」という方法が無駄な努力で、それより「汚染されていないものを利用する」ことが正しいことがわかると思います。



食品添加物・農薬は落とせない
オーガニックたま屋定休日:火・水曜日
営業時間/AM10:30~PM6:30
駐車場/お店横に2台、お店駐車場から斜め向かい側に4台
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