デパ地下＝高級食材、食のブランド
というイメージです。
でも、高級食材やブランドだからって、安全でこだわりの食である、というわけではありません。
スーパーより、ワンランク上の原料ですが、添加物も農薬もついていますし白砂糖もつかわれています。
家族は主人だけですが、それなりの年齢になり、お中元・お歳暮を頂ける立場となり、毎回老舗デパートの1万円～2万円の選べるギフトも迷いこんでくるようになりました。
オーガニックの専門店を私が営んでいますから、我が家はオーガニックのものしか使いません。
ギフトの食品は全部添加物・農薬などの有害性のあるものが使われていますので、利用できるものが「ゼロ」です。
老舗デパートの選べるギフトはとても助かるのですが、全部原材料が書いていない！
毎回、電話で原材料を聞くのですが、1万円～2万円の食材なのに添加物が入っていて、選べるものは1～2点ほどしかないので、びっくりしてしまいます。
去年の暮のお歳暮では、添加物が入っていないのは、50点あまりある食品で2点だけでした。
1つは、「無漂白の塩数の子」で塩は自然塩を使っているとのこと。
もう１つは、「天然本マグロ」の中トロと赤身セットです。
海産物汚染のことを考えると、マグロの脂の部分には化学物質が多く含まれているのですから不安があります。
また、ダイオキシンを多く摂取しているのは魚介類ですから数の子も迷ってしまいます。
去年の夏のお中元では、カニだったらいいだろう、と思っていました｡
面倒だと思いながらも念のため､添加物類は使うのかどうか問い合わせたところ、有害な添加物が使われていました。
生のずわい蟹と毛蟹のしゃぶしゃぶ（冷凍）は、亜硫酸Naとエルソルビン酸Naのプール、もしくは亜硫酸Naのみのプールに漬けこんだ後に冷凍するとのこと。
亜硫酸Na（亜硫酸塩）
保存・漂白の効果。ハムでは発色剤として使われます。
どの本で確認しても危険度の高い評価になっています。
・ 殺菌力が強いので細胞も破壊する。
・ 変異原性、アレルギー性の報告あり。
参考／
渡辺雄二『体を壊す10大食品添加物』P24〜44
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カニのしゃぶしゃぶと食品添加物
添加物は危険でないものがとても少ないので、現代の食生活では添加物の知識はとても重要です。
少しぐらいならよいか、と思われるかもしれませんが、毎日食べるものですから「少しの添加物」は体に蓄積されて「多くの添加物」となっていきます。
高級食材のスーパーやデパ地下もスーパーも同じですから、農薬や化学肥料を使われていない野菜の選び方と添加物の知識を持って利用しないといけない時代です。
安全な食についての知識がなくても買い物ができるところは、オーガニックの専門店や自然食品店のみとなってしまいます。
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