

本日は、タイヘンな人の講演会に行ってきました。
武田先生は、なにかと話題になる人だということがお話しにより、よくわかりましたので、参加してよかった。
去年、311の後に、原発の研究者を探していて、ネット検索でみつけてはじめに読んでのが、武田先生の研究所からのブログでした。
なので、約1年ぶりの「武田節」に触れた、ということになります。
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環境省とNHKを嫌っている。
ゴア氏の「不都合な真実」はまちがい、と言っている……。
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この人、ホンモノ?ニセモノ?
混乱する人、まっすぐに信用する人、などなど。
講演会に参加された方は、どのようにうけとめたのでしょうか?

わたくしの場合は、とにかく武田先生が本日講演した内容で、自分が理解していたことと違うことは、文献から調査して判断してみることにしました。
わたくしとの共通点は、
〇マスメディアを信用していない。つまり、新聞・テレビ(彼の場合は特にNHK?)・雑誌などウソが多いことを、学術的にも認識している。
〇本、つまり文献から情報を得て、判断する。
という点でしょうか。

自分の持つ知識の中で、少し疑問を持ちつつ「調べもしないで、漠然と信じていたこと」に気が付く機会となりました。
たとえば、エネルギーを大切にしなくてはいかん。と、漠然と思っていたため、なぜ、そう考えていたのか?あまり追及したことがなかったことです。
自分自身の結論としては、モノも人もエネルギーは大切なもの、でありますが。
「石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料はなくならない」ので、省エネする必要なし。
武田先生の見解によると、
私がエネルギー分野の研究をするようになって、化石燃料が数100年でなくなることはなく、人間が使うエネルギーというのは1000年と言わず、300年ぐらいでガラッと変わるので、現在の知識で余り考える必要が無いことが分かったのは、30年前だった。
どんなに悲観的に見ても(世界の鉱山の常識と各国政府の政策から見ても同じだが)、化石燃料は数100年はある。もちろん、生活の中で普通に使えるような値段で得られるもので、2009年から本格的に掘り出したシェールガス(本当の意味の天然ガス)などは寿命数1000年、値段3分の1と予想されている。
値段が上がらず、数100年は持つ化石燃料があるのに、世界で日本だけが省エネ、節電、それに新エネルギーに熱心だ。世界の情報から隔絶された日本を感じる。世界の石油系の企業は「メジャー」、「スーパーメジャー」と呼ばれるぐらいの大きな会社で資本力もある。もし、石油系の燃料が短期になくなるのだったら、これほど悠々としているだろうか?
アメリカや中国の政府もそうだ。あれほど大きな国だから、エネルギー政策やもし温暖化などが大変だったら、国はつぶれてしまうだろう.それなのに、形式的には少しやったり発言したりしているが、本格的に代換えエネルギーの政策を進めたり、ましてCO2を減らしたりしていない。
ということ。
武田先生が、大学で原発を学ぶきっかけとなったのが、化石燃料などのエネルギーがなくなるから。
ということからであり、専門分野からの見解なので、これはそのまま信じてよさそうですね。
もう1つあげますと、
CO2で温暖化していない。
これの答えになる文献を探してみました。

赤祖父 俊一 『正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために』 誠文堂新光社 (2008/06)
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桜井邦朋 『眠りにつく太陽――地球は寒冷化する』 祥伝社 (2010/10/1)
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このあたりで、わかってきそうなので、読んでみようと思います。
また、本日、武田先生に向けてされていた質問で多かった
「これから汚染地帯の人たちはどのような病気になるの?」
チェルノブイリの事例で、いくつか聞いたことはありますが、引用がないので、あんまりすっきりしないこともあります。
これについて、武田先生が自ら得た情報ではなく、ある人からの学会発表の提供でブログに提示されていた内容がありましたので、引用します。

原発短信 第100回日本泌尿器学会の発表
題名「チェルノブイリ原発事故後の長期低線量放射線暴露による膀胱病変とその発生メカニズム」
結論「データに基づくと、汚染地帯の人の前立腺肥大患者(男性に多い)の約6割が膀胱ガンになる」
類似論文”Urinary bladder lesions induced by persistent chronic low-dose ionizing radiation”
論文を見ますと、膀胱ガンのうち特に注意を要する上皮内ガンがほとんどで危険です。また被曝量は日本と少し定義が違うのですが、おおよそ1年5ミリ程度、汚染地域で言えば1平方メートル4万ベクレル以上のところで、福島県の3分の1ぐらいの地域に相当します。
まだ研究は初期的段階で、今後の研究に期待しなければなりませんが、まず、成人男子であっても低線量・長期間の被曝は危険なので、なんとかして福島の3分の1の地域に長くいないことが必要なようです。これについては福島医大などからさらに正しく詳細な情報提供が望まれます。
また、先月の放射線影響研究所の論文(広島・長崎)と同じように、「1年100ミリ以下は医学的所見がない」というような表現が不適切であることがわかります。事故直後は何らかの理由で、ウソを言った医師もすでに1年以上も経っていて一人ひとりの日本人が自らの生活を決めることができるのですから、本当のことを発言してください。
学会発表では討論の時に「ウクライナでは空間線量も食材の放射線量をはからないで「大丈夫」ということでしたが、日本では測定しましょう」という話になりました。放射線というのは目にも見えないし、感覚でもわからないので、機械で測定することが大前提です。
本日の講演会で、研究心に火がついたわたくしでございました。
朝と夜は秋を感じますが、昼間になると「まだ、夏」という暑さですね。
でも、これから過ごしやすい季節になっていくのが感じられるので、なんとなく幸せな今日この頃です


http://www.nicovideo.jp/watch/sm27700368
自然栽培、自然農法とは意味が違いますので、ご注意ください。
毎週農作物が入荷するたびに、たま屋では「農法」について説明をさせてもらっています。
有機栽培の野菜は、肥料を使い許可された農薬を使っている農法です。
農作物の農法の種類について
■自然栽培■
無農薬・無肥料。人間にも地球にも安全な未来の栽培方法。生命力のある野菜で、日持ちがよいのですが、栽培者が少ないため希少。たま屋で、取り扱っている。
■自然農法■
不耕起・不除草・無農薬・無肥料。栽培者により、肥料を与えることもある。炭素循環農法をさすこともある。
■有機栽培■
化学肥料・化学農薬を使用しない。無農薬のみをさしたり、広い意味をもつ。有機JASマークがあるものは、約21種類の安全な農薬が許可されているため、無農薬ではない。
■慣行栽培(有機栽培)■
農薬と化学肥料でつくられた量産の農作物。
浜松市内では、マーケット・朝市・ファーマーズマーケットなどでどこでもいつでも手に入る。