
食べるもの、肌に触れて吸収されるものについて、有害なものを取り入れないことが、オーガニックな生活です。
自分の体を守る意味もありますが、オーガニックを選択することにより環境を守ることにも繋がります。
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ドラッグストアの有害な洗剤を使わなければ、排水は汚染しません。
添加物や農薬を使うことにより作られた大量生産で安価なものを食べなければ、体によいだけではなく、工場排水や農薬が川などを汚染することもなくなります。
長年に渡り、私達が家庭や工場から流した有害物質(排水・排気・ゴミ等)が、私達の食べ物に入ってきています。
マグロやかつお等の大型魚は汚染されていますから、毎日食べてはいけない食べ物になってしまいました。
土壌も汚染されていますから、飲料水や農作物も正しい知識を持って選ばなくてはなりません。
汚染のブーメラン。
調べてみますと、考えていた以上に深刻で危険なことです。
人間が環境に排出した有害化学物質は、さまざまな流れで地球上に広がっています。
揮発性が高い物質等は大気によって広がり遠くに運ばれます。フロンは成層園にまでいきます。雨等と一緒に地上に落ちる物質もあります。工場や家庭の有害物質の排水は川や海の底に吸収されます。
これらを微生物やプランクトンが吸収して、小魚等がそれを食べ、さらに大きな魚が小魚等食べます。
この食物連鎖によって複雑につながった生物の働きにより何が起きるのか?
排出されて地球上に広がった有害化学物質は、なくなったり薄まるのではなく、濃縮されていくそうです。「生物濃縮」というプロセスです。
つまり食物連鎖のピラミッドの頂点にいる生物ほど、体内の汚染物質の濃度が高くなるのです。
もちろん、頂点にいるのは私達人間です。
家庭では排水溝に詰まったゴミが臭うという理由から、ゴミを溶かすような強い洗剤が安易に使われて排水されています。
廃棄物質処理場・農薬や化学肥料は土壌から流れて川や海へ、工場で大量生産するために使う有害化学物質も排水されて川や海に広がります。
結局これらは時間をかけて私達の元に戻ってくる、ということです。
理解している人は、オーガニックな生活を選ぶのですが、まだまだ利用者が少ないのです。
環境に悪い影響を与えるものを避ける人が増えることにより、利用者が減った分環境汚染も少なくなるのです。
だから、もっともっとオーガニックを愛してくれる人が増えてもらいたいのです。
参考:井田徹治『有害化学物質の話』
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