自然栽培は芸術

2010tamaya

2021年04月17日 05:01



新年度がスタートしました。お休みの火曜日午前は高校の美術の授業で学校に行っています。去年は、オンライン授業が中心でしたが、今年から美術の対面授業が再スタートでうれしいです。

芸術の概念では、美術は芸術の分野の中に含まれます。
私の修士は芸術学で、芸術の理論と歴史を常日頃に考えてしまう癖があります。
嫌いだった世界史、苦手では前に進まないため芸術学が専門だったおかげで歴史が好きになりました。そのような流れで歴史を考える時、芸術で起きていた事件から世界史を読み取ることが習慣となりました。

芸術の分類は、美術(彫刻・絵画・デザイン・アニメ・漫画・建築・工芸・陶芸)、文学、写真、映画、音楽、映像、舞踏、演劇、ダンス。

芸術の分類は、研究者により私の作成した図と一部違ってくることがあります。
確認のため、ネットにて「芸術の概念・理論」を調べていたら、私の論文指導の主査や副査で厳しい指導をしてくれた恩師の名が出てきてとても懐かしかったです。さすがに学術的な分野のため、玉石混交な怪しげな情報が出てこなかったことがよかったです。

美学の教授が、一流の懐石料理やフランス料理は芸術に含まれる、と講義や著書で伝えていました。
オーガニックの仕事に10年関わった私の見解としては、無農薬・無肥料・自家採取で栽培されている手間がかかるがおいしく安全な「自然栽培」はまさに芸術だと私は考えています。
そのため、図のような藤田見解による「芸術の理論」を作成しました。
毎年、新年度初日に学生に美術は難解ではなく身近な分野であることを理解してもらうために伝えています。

芸術の中の一分野である美術は誰もが毎日の生活で関わることです。
朝起きて服を着る時、誰もがその日の都合や気分で服を選びます。
その服を選ぶ行為はデザインという分野。
そして記録としてスマホで写真を撮らない人はいない時代、その行為もまた芸術という分野の一つです。

毎日誰もが芸術の分野の中の何かをしている、芸術の中の専門の分野に関わる人だけではなく、どのような人も毎日何らかの芸術活動をしているのだ、ということを伝えるために私の美術の授業のスタートは「芸術の概念」からスタートさせてもらっています。



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