あーでもない、こーでもない、終わらない店主の独り言です。
今年の初秋は去年より、自然栽培(無農薬・無肥料・固定種)のブドウをよく食べました。
自然栽培の天然の甘さのブドウ、本当においしかった。
とても満足していたのですが、お店がお休みですが発注の仕事が終わらず、まだまだやらなくてはならないと考えていたら急にブドウが食べたくなってしまいました。
何かにつけて自然栽培、自然栽培と、うるさいおばはんや、と思われていますかね。
自然栽培は栽培方法で一番難しいのですが、安全で栄養価が高いのです。
そのため、たま屋では農作物は自然栽培を中心に取り扱いをしています。ほとんどが放射能検査済、土の検査だけではなく農作物に放射能残留していないものを揃えています。
自然栽培が揃わないときは有機JASを入れていますが、種は固定種・在来種・自家採取であるものを選んでいます。
無農薬栽培や有機JAS栽培は肥料を使うので土が汚れるし、肥料は雨などに流されて川へ海へ行ってしまうので環境も破壊します。また、肥料は人間が使うサプリメントや健康食品と同じで不自然なものなのです。
野菜の種についてさっぱりわからない人が多くて困るのですが、ほとんどが遺伝子組み換え(F1)の種なのです。人間の都合のよいように品種改良した種は、本来地球上に存在しない種ですから食べていいわけないのです。だから、野菜を選ぶときは肥料と種にも気をつけなくてはいけないのです。
スーパーマーケットの野菜は農薬と化学肥料付きで、遺伝子組み換えで作られた野菜です。慣行栽培とか一般栽培とかと呼ばれている、量産の野菜の栽培方法。それらをを基に添加物を加えられた食品類が揃っているのがスーパーマーケット。
だから、食べない方がいいのだ、と執拗に伝えています。
病気になんて絶対にならないような人は農薬も遺伝子組み換えも食べてよいですけれど、健康に自信がない、持病があるのであればスーパーマーケットはやめた方がよいのです。
オーガニックの仕事に関わっていながら自然栽培や自然農法や有機JASの違いがわからない方がほとんどなので、一般の消費者が知らないのは当然のことです。
店頭やセミナーで、この話は何百回も伝えていますが、まだまだ世間に伝わらないお話です。
何百回話しても毎回アツくなる藤田は本物の、安全な食の伝道師なんだと思います。
ブドウの話のつもりがそれてしまいました、すいません。
自然栽培のドライフルーツはないので、有機JASで妥協しています。
ドライフルーツのレーズンでもいいな、と思いましてさわやかな酸味があるゴールデンサルタナレーズン食べました。名前の通りよくあるレーズンより色が黄色に近いです。
カランツという、よくあるレーズンより小さめのものもあります、クッキーによく使われます。
少し甘味が抑えられたサルタナレーズンが、とてもおいしく「レーズンってこんなにおいしかったのか」と。パンやクッキーと共に食べる、という印象のレーズンですが、そのまま食べることにより天然の甘味の深さに感動しました。
たま屋では、アメリカのオーガニックのメーカーのアリサンを多く取り揃えています。
浜松市ではオーガニック専門店(自然食品店)は3~4店舗しかないのですが、お客様によりますと、たま屋に一番アリサンが揃っている、らしいですね。
アリサンの企業の歴史が個人的好きなので、気に入ったものはなるべく揃えたいなと思っています。
自分の好きなナッツとドライフルーツは必ず入れています。
お店で私がヒットさせたのは「ペカンナッツ」「ブラジルナッツ」。
日本ではなじみのないナッツです。ペカンナッツは見かけはクルミに似ていますがしっとりして濃厚な味です。ブラジルナッツはマカダミアナッツに味が似ています。ナッツ好きな人はだいたいファンになってくれます。ブラジルナッツはコロナ以降ずっと欠品で残念、しばらく食べていません。
また、おすすめなのがイタリアのオーガニックの古代種のアーモンド、一味ちがっておいしいです。
これらアリサンシリーズ等は、ネットショップにまでアップするほど時間がとれなくてすいません、電話やファックスで農作物や加工食品を利用されている方は、声かけしてくだされば案内します。
オーガニックたま屋定休日:火・水曜日(11月まで月・火・水曜定休日)
営業時間/AM10:30~PM6:30
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