
欧米で多い小麦アレルギー。
日本でも、ここ数年増えていることを、お客様との関わりで感じています。
色々と話題になる小麦アレルギーですが、オーガニックの現場で経験していることをお伝えします。
グルテンアレルギーのことをセリアック病とも呼びますが、聞いたことがあるのではないかと思います。現在では手に入りにくいスペルト小麦などの古代小麦であれば、一般栽培であっても食べられる人もいるそう。
たま屋のお客様で、小麦アレルギーがある人でも、自然栽培の小麦粉だったら食べられた、という人がいます。スーパーの慣行栽培はもちろんですが、有機栽培や無農薬のものでも、食べられない方です。
そのようなこともあり、先日、天然酵母パンげんらくさんにお願いして、自然栽培の小麦粉でパンを作ってもらいました。
少数派の方に、喜んでもらえたのでよかったです。
げんらくさんご協力ありがとうございました。(次回は8月27日を予定しています。)
なにも食べられない重篤な病気の人でも、自然栽培の米や野菜だと食べられる、ということを医学博士であり臨床医の三好先生が本や講演会などで、伝えています。
アレルギーやガンなどの様々な病気で、食べられなくなる、という状況でも食べることができるのが、自然栽培の農作物です。
ほんの少し有機栽培や無農薬栽培より高いだけで、自然栽培を選ばない方が多いのですが、私が仕事で経験したこのようなデータによると、自然栽培を買った方が絶対にお得なのです。
センサーのように繊細な人が食べられる栽培方法を食べた方が、体によい、ということは誰でも判断できると思います。
数年前から、少数派のお客様にグルテンフリーの食品やお菓子を求められていましたが、取引先でほとんどなくて苦労しました。
ですが、最近は以前より増えてきたので、小麦アレルギーの人が増えてきた、ということになります。
アレルギーの原因は多岐に渡ります。
遺伝子組換え食品を食べ続けたことも原因の一つです。
現在の食生活は、溢れる多種類の食品に囲まれながら、添加物・農薬・化学肥料・遺伝子組換え・放射能汚染などで有害な食品ばかりになってしまいました。
重いアレルギーなどの現代病で苦しんでいる方、ガンの方、化学物質過敏症の方、時間はかかりますが、毎日食べる「食」の原材料について考えなおしてみてることが、一つの改善方法です。
玄米菜食やマクロビオティック等の食事療法は2番目に考えればよいことです。
毎日食べている、農作物・調味料という基本的なものをスーパーで買われているのであれば、全て捨てて、「添加物・農薬・化学肥料・遺伝子組換え・放射能汚染」と無縁のオーガニックに変えてみてください。
「食べたもので、体はできている」というシンプルなところから考えてみると、答えが見えてきます。

オーガニックたま屋定休日:火・水曜日
営業時間/AM10:30~PM6:30
お店へのアクセス(6月より移転しました)
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