
日本の伝統食、つまり粗食、メニューとしては玄米菜食のことになります。
さらにストイックなメニューになると、精進料理、もしくはマクロビオティック療法などもあります。
これらの食生活の知り合いが増えてきましたが、太っている人はいません。
みなさん、若々しく細めでとても元気な方ばかりです。
私自身も、玄米菜食に落ち着いてから、2kgほど自然に体重が落ち、維持しています。
多くの女性が、「もう少しやせたい」「もっとやせたい」と思っています。
誰でもやせたい、と思ったら、すぐに痩せたいのですね。
ワタシもまた、20代・30代の頃は「もう少し痩せたい」と思い、あれがよいこれがよいというダイエット法をイロイロと試したことがあります。
それらの願望を叶えるダイエット食品は、いつの時代も類似したものがヒットしているようです。
・甘みがありスイーツ感覚で食べられるもの。
・空腹感があまりない方法。(同じ分類のものをたくさん食べる)
この2点のダイエット方法は、どの時代でも売れ続けています。
(オーガニック道より、ダイエット食品の仕事をした方が潤うのが現実ですね。)
栄養補助食品やサプリメントなどで、急激にやせたところで、それをずーとキープしている人は皆無に等しい。
急な減量で内臓を疲れさせ、また元にもどり。
このリバウンドでどれだけカラダを老化させていることか。
栄養補助食品やサプリメントなどの健康食品は、「不自然なたべもの」です。
現在の欧米では、これらの健康食品は旧健康法とされていて、過去のものとなっています。
口に入れて咀嚼して摂取する栄養の質が「一番カラダに良いもの」という考えが、欧米で一番先をすすんでいる「食」への考え方。
つまり、「オーガニック」がイチバンである、ということ。
気軽なダイエット食品で一時的に痩せるより、健康で継続的に痩せることができるほうが、よいに決まっています。
どうして、正統な結論を選ばないのでしょうか?
なぜ、テレビのCMやネットの広告をすぐ信じてしまうのでしょうか。
もっと、もっと、疑いながらメディアとつきあいましょう。
メディアリテラシー
それほど太っていなくても、だるい疲れやすい、という人はカラダに毒素や老廃物がたまっている人です。
つまり、浄化の働きをする肝臓や腎臓が元気でない、ということ。

オーガニックの玄米菜食にしますと、
●それほど「べからず」を気にしなくても、肉類が食べたくなくなりますし、砂糖も抜けていきます。
●素朴なものがおいしく感じられるようになりますので、食品添加物や悪い油を使った料理も摂取したくなくなります。
●味の違いに敏感になりますから、マーケットや朝市・ファーマーズなどの農薬漬けのお野菜は自然と食べたくなくなります。
●安全な方法でつくられた(無農薬、自然栽培)お野菜のおいしさがわかるようになります。
●自然塩・岩塩、昔ながらの方法でつくられた味噌・醤油、などの麹菌のおいしさがわかると、あれもこれも食べたいという病気が抜けていいきます。
●腸環境が改善されますので、肌がきれいになっていきます。
そして、それほど多くの種類のものを食べたくなくなり、質のよいものを少し食べるだけで満足するようになります。
時間はかかりますが、玄米菜食にしますと自然と痩せていきますし、リバウンドなどありえません!
体質も食指もかわるのですから。
自然食の東城百合子先生は、
肥満は老化現象のひとつ、これは食生活が原因のおおきな比重をしめている。
と言っています。
肥満でないほうがよい、肥満の原因は食生活、ということです。
ですから、太っていない方がよいわけです。
ダイエットは悪いことではない、ということです。
リバウンドしない「玄米菜食=粗食」で、元気+内臓美人になるダイエットが一番のおすすめでございます。
参考
「肉は食べなくてもよし。」
東城百合子『食生活が人生を変える』57.58
大森 一慧『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』p38p72
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