Un Français sent
先日、アート・ルネッサンスの関係で、街中アートを徘徊していたところ、かぎやビル2階にて、フランスのよき時代が香ってくる、フランスアンティークのお店「Violet 」さんを見つけました。
アンティークの食器が中心ですが、店主が気になったのは19世紀の印刷らしき1枚の鉛筆画です。
この絵の背景を調べたくなりましたので、買ってみました。
印刷のサインに『noel 1832』となっているので『クリスマスの歌 1832』という意味になります。
写真が発明されたのが1827年頃ですから、この時代はまだ手書きの具象画が愛されていた時代でした。
19世紀初期の美術史で有名なのは、フランスの画家ドラクロワの代表作品『民衆を率いる自由の女神』。1830年7/27から起こった市民革命「フランス7月革命」を題材としたこの大作は、美術の教科書に必ず出てきますので知らない人はいないと思います。
この作品のサインにある1832年は、パリ市民による王政への暴動「六月暴動」が起きた年ですので、平和で豊かな年ではありません。
個人的に、ロココ美術からロマン主義の画風は好きなことから、この時代に関わりのあるアートだと思うだけでもワクワクしてきます。
わかればそれなりに楽しいし、わからなかったら神秘的ですから、しばらくこの絵の時代背景を楽しんでみます~
考えてみたら20年前に1年間ほどアルバイトしたホームギャラリーで、19世紀前後のアンティークのアクセサリーなども扱っていたことを、後で思い出しました。何か、その懐かしさを「Violet 」さんで感じたのかもしれませんね。
1832年のフランスと私を繋げてくださって、ありがとうございます。
浜松の街中、
先日店主が力を入れた「アート・ルネッサンス」のようなアートイベントがあったり、新しくオープンしたお店があったりと、よい出会いがありますよ。
私は、アメリカの大陸に存在する「無個性な巨大モールのコピペー」のような場所を徘徊するより、こっちの方がよいです。
Violet
Open :Monday(月)/ Friday(金)/Saturday(土)/Sunday(日) AM11-PM6
Aderess : 浜松市中区田町229−13 KAGIYAビル2F
E-mail : violet.plus.s@gmail.com
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