おいしい干し柿

2010tamaya

2014年02月04日 09:30



今の季節しか楽しめないものの一つである干し柿。
3月に入りますと、入荷がなくなりますので、干し柿がお好きな方は今のうちにお楽しみください。

干し柿のおいしさと安全については、栽培方法だけではなく製造方法についても注意しなくてはいけません。

一般にスーパーなどで販売されている干し柿は、色の変色を防ぐ・殺菌・防カビ効果のために硫黄薫蒸という方法でつくられています。
硫黄を燃やして二酸化硫黄が用いられるため毒があることから、使用量・薫蒸時間について制限があります。
しかし、硫黄薫蒸や添加物をつかわなくても、おいしい干し柿はできます。

硫黄薫蒸した干し柿と、そうでない干し柿は味が違うのですが、無燻製は少なくオーガニックの専門店でしか手に入りません。
干し柿が好きな方は、イロイロと食べられているので、味の違いがわかるようで毎年リピーターが多い商品の一つです。
もちろん、柿の栽培方法については化学合成農薬はつかっていません。

ホンモノのこだわりは、農作物の栽培方法と製造方法が安全であることなのです。

そのような加工食品を揃えた場所が、オーガニックや自然食品の専門店です。
本当のおいしさというものは、簡単に年中手に入らないものが多いです。


庄内産干し柿 6個 ¥690
果実が甘いことが特長の『庄内柿』を天日乾燥で、じっくり乾燥させています。
有機質肥料で農薬の使用を少なくして栽培しています。


熊代農園 西吉野 あんぽ柿 3個 ¥693
奈良県西吉野産特別栽培平核無(ひらたねなし)柿使用。
減農薬・化学肥料不使用。

柿の効能
生の柿は体を冷やしますので食べ過ぎないほうがよいのですが、干し柿は体を温めてくれます。
生の柿には、ビタミンCとAが豊富で、生ならではの栄養があるのですが、マクロビオティック療法をされている方にはさけられているようです。
柿の葉には、利尿作用、動脈硬化の予防、高血圧の方に効果があることから健康茶として愛されています。
柿茶は、当店にてまんべなく売れています。

干し柿の効能
干し柿にしますと、ビタミンCがなくなりますがビタミンA・食物繊維・カロチンが増えます。カリウムも豊富です。
そのため、高血圧・脳卒中などの予防、むくみ・腹水・二日酔い・発熱を軽くします。
また、胃腸をよくし、内臓を温めて疲労回復の効果も期待できます。

店主は、毎日半分だけ食べていますが、適量は1日1個で十分のようです。
入荷しなくなるときは、毎年大好きな人と別れるみたいにとてもさみしくなる食べもののひとつですが、また来年を待つことも楽しいです。
ホンモノは、いつでも食べたいときに食べられないのですが、待つこともまた楽しいものです。

自身の体調を考えながら、食べ物の効能を知っていれば必要な栄養は食べものでしっかりとれます。
添加物でできているサプリメントや高い健康食品などに頼る必要はありません。
日本ではサプリメント全盛期ですが、欧米ではすでにオーガニックの大切さに気が付いている人達が増え、サプリメントなどについては、効能や製造方法について厳しくみられています。

テレビをみても、冊子をみても、サプリメントや健康食品の広告ばかりでびっくりしています。
製造過程の見えないものを簡単に買って体に入れてしまうことに警戒がない人が多い、ということなのでしょうか。
私は、ついつい高額商品の裏の目的を読んでしまうのですが。

深刻な持病などがあり、薬の代用品として使えるサプリメントもありますが、まるで食品のように氾濫していることには疑問に感じています。


定休日(火曜日)以外の休業日/
2014.1~3月は、臨時休業はございません。
営業時間/AM10:30~PM6:30
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