
ステビアを体に入れてよいのか?
と、聞かれましたら「合成・天然甘味料類(添加物)は避けた方がよい」という答えになります。
賛否両論の中で、ステビアは生殖器への影響があることが研究でわかっており、安全ではないという説もありますが、2002年の日本癌予防学会では、制癌効果が認められたことが発表されているとのこと。
アメリカ・EU・香港・シンガポールでは使用が認められず、日本、ロシア、台湾、マレーシア、ブラジル、韓国では食品添加物として認可されています。(2008年)
ステビアは、南米原産のキク科の植物です。
植物だから安全ということには繋がらないのですが、ステビアは世界的に有名な大手の飲料メーカーでよく使われている、天然甘味料です。
しかし、オーガニック・自然食品の専門メーカーでは、食品添加物は使わないのですから、当然ステビアも使いません。
参考:
渡辺雄二『食品添加物毒性判定辞典』p181
世界的な大手メーカーが原材料に使っている食品添加物の安全性が問題視されますと、学会においてデータの改ざんなどが起こったりします。
学会で発表された研究だから正しい、という時代ではないのです。
堅実な数字と結果が出てくるまで、「賛否両論のときは、結論は寝て待つ」と私は判断します。
また、大手飲料メーカーは合成・天然甘味料をなぜ使うのか?
という基本的な点を考えるとよいと思うのです。
砂糖より安価でありながら、甘味という欲望を消費者に満足させるから、よく売れるのです。
甘味料類や白砂糖は、アルコールと同じで中毒性がありますから人類が継続利用することにより経済の活性が見込まれます。
なぜなら、中毒性が原因で多くの人が病気にかかりますから、今度は健康を手に入れるために医療や健康食品等にお金を落とします。
砂糖・アルコール・サラダ油・食品添加物・農薬・化学物質など
これらは摂取する必要のないものですので、この範囲内に入るステビアは「ステビアは安全か?」という問いは、聞くまでもないことになってしまいます・・・。
甘味料を使いたいようでしたら、メープルシロップかアガベシロップを。
店主の台所にはこれしかないですが、ほとんど消費していません。
砂糖より安価な合成・天然甘味料を使う一般大手メーカーでは、永遠に使われることがないと思います。

アガベシロップ「GOLD」 900円(税込972円)
■低GIの天然甘味料 GI値27 上品な甘み
■有機JAS認定品

瓶 オーサワの有機メープルシロップ 250ml 1090円(税込1177円)
■薪火で煮詰めたこだわりのメープルシロップ
■やわらかな甘みと豊かな香り
■有機JAS認定品

メープルシロップAライトアンバー(No.1エクストラライト)330g(250ml) 1300円(税込1404円)
■ 色淡くメープル本来の繊細な風味と豊かな香り、さらっとしていて甘さが残らない
■ 煮詰めによるカラメル臭がない
■ 料理などに使っても素材の味を邪魔しない

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砂糖不使用のようかん

オーサワのひとくち小豆ようかん 約60g 210円(税込226円)
【原材料】米飴(国内産)、生餡(小豆:北海道産)、寒天(南米・地中海・東アジア産)、食塩(石垣の塩)

オーサワの小豆羊羹 280g 1400円(税込1512円)
【原材料】 米飴、小豆(北海道産)、寒天、塩(海の精)
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オーガニックたま屋定休日:火曜日
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そもそもラットの妊娠率が下がったという実験結果が発表されたのは1968年のことで、その後いろんな国が実験を繰り返しましたがそのようなことは認められなかったはずです。
私もオーガニック食品を好んで選びますし、なるべく自然なものをとは思いますが、ステビアに関して言わせていただくなら事実誤認と言いますか、情報が古いです。
もう少し、賛否両方の面から情報を仕入れて公正な判断をしていただきたいです。
オーガニック好きの立場からは、どうしても「有害だ」とする情報の方を信じてしまいがちですが、そこは冷静に判断していただきたいです。
たま屋の取引先でも、1社もステビアを使うメーカーはありませんので、・店内にて「ステビア」の文字はどこにもありません。
一般のスーパーやドラッグストアでは、みかけます。
安全性についての基準が違う、からです。
ステビアについては、店頭においても質問を受けますので、何度か書かせていただいていますので、他の記事も読んでいただけたらと思います。
たま屋は、オーガニック専門店ですので、毎日、自然食品・オーガニックの製造会社や問屋さんと、商品の添加物や遺伝子組み換え食品や放射能汚染について、質問をしております。
2016年9月現在において、安全性のある添加物としての対応はされていないと、認識しております。
もし、厳しいオーガニックの製造会社で取り扱いがあるのであれば、是非教えてください。
取扱を検討させていただきます。