2/9発売の1459号週刊金曜日で「その香り移しているかもしれません」というコピーで「香害」特集が掲載されましたね。
2023年4/7発売の週刊金曜日「どうしたら柔軟剤の香り取り除けますか」という内容から1年経ちました。
ライターは、環境ジャーナリストの加藤やすこさんです。
P14~19の内容ですが、表紙が「香害」ですからインパクトが強いです。
香害に苦しむ私達はFBやHPの情報からすでに理解していることですが、週刊金曜日の特集を通して、一般の方に広く伝わる機会になりました。
こういった特集がメディアで増えることを期待します。
FB「香害をなくそう」2022年の移香で600人のWEBアンケートの結果。
HP「カナリア・ネットワーク全国」2023年3月の移香の実証実験。
これらの活動により、国民生活センターに香害の原因物質の調査を実施するように問い合わせると
「合成洗剤や柔軟剤仕上げ剤の香りによる健康被害のメカニズムは調査・研究が進められているが、現状では解明されておらず、原因物質も特定されていないため、健康被害に着目した実験が困難である」
という回答です。
これらの報告について、空気の博士の石坂閣啓(いしざかたかひろ)さんにメーカーの1種類の洗剤の成分を調べるといくらかかるのか聞きました。
おおよそ200万円はかかるだろう、とのことです。
国や県や市町村、消費者連盟、様々なところで「香害ポスター」が作られているが、普段見かけることはないです。
これらのポスターを展示するには、民間団体や個人の努力がないと難しいです。
浜松化学物質過敏症の会、としては積極的に企業や行政や学校関係に展示をお願いしています。
しかし展示については任意で「香害チラシ」を渡しているので、関心のある所だけです。
香害が苦しいと訴えている個人ですが、活動する人が少ないことが現状です。
EU(欧州連合)では2028年10月からマイクロプラスチック入り洗剤の販売が禁止になる、という記事があります。
今後は日本のメーカーもEUの規制案に関わらざるを得なくなることで、期待が持てるかもしれません。
週刊金曜日の裏表紙の『電通の正体』の書籍。
この内容は「香害」とも深い関係があります。
私は長年広告に関わる仕事をしてきたことから、こういった環境問題を無視したビジネスとしての商品のあり方に疑問を持ちながらも、個人の力ではどうにもならないこともまた見てきました。
また、p28の1960年代の写真が懐かしい。
子供の頃に馴染んでいた風景です。
ブログ記事 化学物質過敏症1.
ブログ記事 化学物質過敏症2.
オーガニック食品を扱うお店のため、強い香料の洗剤・洗浄剤・消臭剤・香水を利用されている方はご遠慮願います。
オーガニックたま屋定休日/月・火・水曜日
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