
桐村里紗さんはtenrai(株)代表取締役の医師。
予防医学の臨床現場の経験後に、食や農業、環境問題を取り上げた活動を、優秀なプロデューサー等のメンバーと共に活躍しています。
腸活評論家という肩書で有名テレビ番組に複数出演されているそうなので、知っている人も多いかもしれません。

芸術以外で勉強したかったことが脳のこと、そのため脳科学者の視点が長年気になっていました。それについては現在進行形で繋がりつつあります。
11年続けているオーガニックの仕事はかつて学んだ文化人類学とも繋がるし、さらに芸術人類学のゼミで研究したことが桐村さんの『腸と森の「土」を育てる』の内容とも繋がる。
参考文献としてブログやセミナーでも案内してきた「土と内臓―微生物がつくる世界」「あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた」にも繋がる。
さらに腸は脳とも繋がっている。
そのことをこの本で実感することができたのですから、私は興奮します。
芸術学、アートデザイン、というクリエイティブな世界が食と環境に繋がった、人生は面白い。
余分な薬を出して病人を増やす医療戦略の犠牲になっていた自分。
化学物質と電磁波に弱ることにより、薬が使えない体になったおかげで医療ビジネスのマイナス面とシステムが身に染みています。
このような時代に、医療ビジネスのサイクルで稼ごうとしない少ない医師の1人である桐村さん。
私がオーガニックの仕事で取り組む社会問題「食と環境、そして地球」を「プラネタリーヘルス」という方法で説いています。
p25『腸と森の「土」を育てる』より抜粋
「木を見て森を見ず」とよくいわれますが、これからは「森を見て、土を見る」という視点にシフトしていくべきだと思います。
医学もそうですが、これまでの時代は「部分」や「表面」だけを見て対症療法をしてきました。しかし、これからの時代は、無視してきた「裏側」を見て「全体性」を観察し、根本解決する時代です。森を生かすのは、裏にある生きた土、そこには、多様な生命が息づき、呼吸し、血液のように水が循環しています。
専門の研究や仕事をしていると「木を見て森を見ず」という状態になりがちです。
専門分野にいながらにして森を見ようとする人は次へ行く、最先端を行く人ですね。
私もそうありたいと思います。
断薬、オーガニック生活で大きく変化したのは腸環境だったから、沁みてくる1冊でした。
HPがカッコいい。
医学とアートプロデュースが合体して仕事する、もうワクワクする組み合わせです。
1980年生まれの桐村さんが舵をとるtenrai(株)、目が離せない会社です。
tenrai株式会社
オーガニック利用者の方であれば、『腸と森の「土」を育てる』はきっと満足できる一冊となりますのでお勧めします。
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