
日本の医療制度は、国民皆保険制度で誰でも受けることができる環境にあります。
しかし、50代を過ぎて医療分野にお世話になる経験を積んできますと、用意されている高度な医療の現場に対して、疑問を持ってしまいます。
年に一度の検診で、要精密と診断されて2回受けていますが、どちらも「乳がんの疑い」でした。
また、毎年検診を受けていても「すでに重くなった婦人病」を見つけてもらえなかった。
ま、
そんなもんでしょー、と考えたらそこで終わりですけど。
医療を受ける側の人の知識も大切、と感じています。
家のリフォームについては、本やネットなどで情報を広く調べることができますし、業者については2ケ所ほど見積もって選択します。
ですが、
医療となると、高度な知識も必要とされるし、病院ごとに価格表はないし、医師の程度も情報が少なく判断がしにくい。
初めて7〜8年前に「乳がんの疑いありのため精密検査を」と言われたときは、一瞬悲劇の主人公になってしまいました。
しかし、2回目の要精密検査のときはそのようなことがなく、過剰な検査により医療費がかかりすぎていることが気になりました。
地元では信頼の高い総合病院ですが、同じ検査が何度も行なわれるシステムになっていて、それについて指摘をしても看護士さん自身が疑問を持たず仕事をしているようです。
年1度の定期検査でエコーとマンモグラフィーを受けたら「要精密」になり、その後予約を取り、また同じ検査をするのです。
そしてその後は、とても痛みが強い「細胞診検査」を受けるのですが、そのときに良性の可能性があると、半年後にまた再検査。また問題がなくても、1年後にエコーとマンモグラフィーを受ける、というシステムです。
「今の所はガンではありません」という判断でしたが、では何の病気だったのか?病名も伝えられていないことに診察後に気がついて聞きましたら、1時間待たされました。(乳腺腫瘤とのこと)
また、要精密検査で細胞診して「乳がん」の診断を下される人はどのくらいの割合なのか?聞きましたら、10人に2人ぐらいだそう。
要精密の時に、教えてもらえたら気持が楽になる割合です。
医師への質問がその場でできなかったのは自身の判断力が足りないのですから、自己責任です。
総合病院の医師は多忙なのですから、細かいサービスはできないでしょう。
検査にお金がかかりますが、重くなってから見つかるよりよい、と考えるのか?
お金かかったけれど、違ってよかったと喜ぶのか。
私の場合は、医療検査にお金がかかりすぎている、ということに疑問を持ちました。
ガンは命がかかっていますから深刻ですが、医師である中村仁一さんの『大往生したけりゃ医療とかかわるな』の判断もあります。
私にとって、医療に対する判断の答えが多く含まれていた本です。
・自分の命がかかっている時に、医者任せはもっての他。
・ 病院も仕事でお金をとらなくてはならないのだから、過剰検査(精密検査)をするということ。
・ 受信したほうがよい病気はそんなにない。病気を治す力の中心をなすものは、本人の自然治癒力。
などなど。
検査をして無駄な時間をかけることが不満なら、検査はやめてもよい、という判断ができました。
乳腺科や婦人科の不愉快な検査についての疑問の答えも簡単でした。
不愉快、恥ずかしいのであれば、受ける必要がない。という答えもある、ということ。
丈夫ではないことから長年お世話になった病院ですが、検査を含めて今は全く行かない方が自然に生きられる、と感じています。
数ヶ月で出した答えではないし、病気になったり多くの検査を受けたことにより判断のついたこと。
仕事も私生活も、何でも問題についての判断は自己責任ですから、自分が納得したことでよいと思うのです。
他人も自分も間違いをするのですから、病院も医師も間違いがあるわけです。自分の間違いであれば、納得できる、ということです。
『医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法』も、よい参考になったのでおすすめします。
どちらもタイトルが批判的ではありますが、専門分野ではない「医療」についての「理解」になりました。
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