「明日と泳ぐ」乾久子 ことばのまわり10年目を歩く 刊行記念展

2010tamaya

2025年03月15日 15:32



3.14乾久子さんの展覧会を『ツインギャラリー蔵(浜松市中央区入野)』で見てきました。






2011.3.12から朝日新聞の伝える東日本大震災の新聞記事トップページを、乾さんが4時間以上かけて何度も鉛筆で塗りつぶした作品が、画廊の壁に並べられていました。
受け止め方はそれぞれでよい、と判断しています。




この日(2011.3.11)、あなたは何をしていましたか、という問い。
ワークショップの作品が2階に並んでいて、参加型の展覧会になっていました。

そして、全国へ広げている「くじびきドローイング」の展覧会が、2011.3.11への東日本大震災とも繋がってること、等を画廊のオーナーの方からお聞きしました。

3.20(木・祝日)の夕方18時から、ジャーナリスト津田大介さんと乾久子さんのトークイベントがあるそうです。
メディア・ジャーナリズムとアート、興味のあるテーマですが。
私は仕事がある日で行けそうもありませんが、調整できるとよいです。
先着40名の予約制です。






いつもFBでドローイングをアップされていますが、本日はホンモノを見ることができました。
個人的に好きなドローイングを撮らせてもらいました。

2025.3.11、テレビのニュースで思うことはひとそれぞれだったと思います。
私は、震災が起きた時のことを考えて車中泊ができるように準備をすることを考えています。


美術家 乾久子さん



杉並区からかけつけてきた方から、浜松市楽器博物館や都内周辺の美術館で様々な展覧会を企画したお話を伺いました。
さすが乾さんの展覧会、鑑賞者も刺激的です。

私も秋頃からは表現を再スタートしたいので、よいエネルギー補給になりました。
身辺整理が夏頃までかかりそうで・・これらが終わったら、しまい込んでいた羽を広げて飛べるとよいのですが。
悶々としていましたが良い気分展開になりました、ありがとうございます。



今年1月に、『ことばのまわり10年目を歩く』の本が出版されています。
画廊で販売されて買うことができましたので、ゆっくり「乾ワールド」を楽しみますね。



また、乾さんがお気に入りの本を並べたコーナーもあります。
ミッシェル・ウエルベック『地図と領土』、鴻池 朋子『どうぶつのことば』、鶴見 俊輔 『限界芸術論』・・。
私は読んだことがない本の方が多かったのですが、好きな本もありました。

開催日時/2025年3月8日(土)〜23日(日)
11:00〜17:00、会期中無休
会場/ツインギャラリー蔵 ←クリックで開きます
静岡県浜松市中央区入野町1104
TEL 053-447-1038

美術家 乾久子HP ←クリックで開きます

 
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