先週6/26の月曜日に、右手薬指をドアに挟みました。
キズと骨折です。
第1と第2関節の間でそれほど強い痛みはなかったのですが、傷口の見た目が怖く整形外科に行きました。
ケガをしたショックで言葉がうまく出ませんでした。
縫合抜糸が必要そうなキズ、骨折していることは今までの指のケガの経験でわかりました。
整形外科は長年お世話になり信頼している病院で、薬を出さないシンプルな治療をする先生です。
レントゲン撮影の時は落ち込んでしまい、その後に診察でしたがショックからほとんど言葉が出ず「ドアに指を挟みました」と言っただけですが、1人だったことやその時の状態まで当てられました。
キズを見ただけで挟んだドアの場所までわかるようです。
キズをみて綿で傷口を拭かれましたがしみないので消毒ではないようです。
テープで密封したので、湿潤療法らしいです。
お店のお客様にラップを使った湿潤療法で切り傷を早くキレイに治したことを聞いたことがありますが、教えてもらった方法が簡単すぎて不安で挑戦したことはありません。
信頼している医師による湿潤の方法の初体験ですので、これはよい機会と思いました。
刺激的なことは、良い事もそうでないことも起こることは全て自分の未来について意味があることなので、今後の役に立つことと受け止めています。
バンドエイドキズパワーパッド、という傷口を密封して湿潤環境でキズを治癒するテープを使うつもりで買いましたが、結局使っていません。
キズは従来の乾燥させて治す、という方法で落ち着いてしまいます。
骨折はアルミウレタンフォームクッションの固定で、キズは5日後までそのままとのことです。
7日後にはテープを取って指を濡らすことができるようになる、とのことですが、この状態のキズがそんなに早く治るなんて本当なのか、半信半疑です。
今回で3本目の指の骨折とケガですが、以前2回はケガの状態は浅く今回は一番キズが深いようです。
首と腰のヘルニアの時、手の関節炎と腱鞘炎とばね指の時も痛み止めの薬はなし、でした。
ばね指のときは「ステロイド注射や手術で早く治すことはしない」とのことで、もちろんそのような方法は求めていません。
仕事を減らして指を休ませて、ストレッチすることで治したので時間がかかりましたが、完治しました。
病院に行った後で困ったことは、待合室で座っていたことによるマイクロカプセル(香害)の香料が衣類についたことです。
そしてアルミウレタンフォームクッションが香害のマイクロカプセルのニオイがするので、アルカリウオッシュに漬け置き洗いを2回しましたがニオイが落ちませんでした。
これは移香したのではなくウレタンフォームの原料にマイクロカプセルが沁みついていたのだと思います。
ネットで検索するとアルミウレタンフォームクッションは「アルミスプリント」という商品名のようです。
1日の装着で指にマイクロカプセルのニオイがついてしまいましたので、ネットで類似商品を買い骨折の方の固定として代用しています。
先日は皮膚科で「食品アレルギーと金属アレルギー」の検査をしましたが、同じ状況でした。
診察室も院内の書類も待合室にも、香料がしみついていました。
皮膚科は混雑していて、待合室の香害で気分が悪くなったので車の中で待たせてもらいました。
香害が強くなってから5年以上、どのような建物も空調の配管も室内の壁にも家具にも合成洗剤や柔軟剤に使われているマイクロカプセルの香料がついていることを実感します。
以前のブログ記事にて書きましたが、室内や空調内にマイクロカプセルが見つかっている事が論文で実証されています。
..........................................................
室内環境中(空気中・ダスト中)に存在するマイクロプラスチックの調査法(サンプリング法)、ならびに定性・定量分析法を確立した上での、全国規模の調査です。
その結果は「粒子状サンプルには多くの樹 脂(特にポリエチレン等)が含まれていることも確認され,室内環境中のダストサンプルにはマイクロプ ラスチック成分が多く含まれていることを確認した」とあります。
参考:
田中浩史、イムウンス、川田博美、伊藤一秀『室内マイクロプラスチック調査方法の標準化に向けた サンプル採取・定性定量分析法に関する基礎検討』 2022年
佐賀大学大学院農学研究科の論文では、ハウスダストから“柔軟剤のような甘いにおい”がしていることについて学生より指摘があり調査しました。
一般的に柔軟剤に使用する香料は揮発性が高いため速やかに揮散し、ハウスダストに長期間残留することは想定されていないそうです。
しかし近年になって使用量が増加しているマイクロカプセ ル化香料が衣類から脱落してハウスダストに混入した場合、それらがマイクロカプセルの状態で長期間残留する可能性もあります。
官能評価、GC-O 分析、および GC-MS 分析の技術を活用することで、ハウスダストから感じられたにおいが柔軟剤のマイクロカプセル化香料に由来していることを検証。
その結果は、マイクロカプセル化されたことで環境残留性(残香性)が高まり、ハウスダストを含む環境中に比較的長期間残留する可能性が示されました。
参考:
松元美里、古賀夕貴、樋口汰樹、松本英顕、西牟田昂、龍田典子、上野大介『におい嗅ぎガスクロマトグラフィーを用いたハウスダスト中 マイクロカプセル化香料の検索』2020年
..........................................................
化学物質過敏症(CS)を発症していない人でもこれらの人工香料が苦手な人がいますが、どこでも対策していないことにより今後もCSが増えることでしょう。
発症してしまうと一生化学物質を避けた生活を送らなければならなくなるので、CSを知ってもらいたいと考えて活動をしていますが、社会も医師も知ろうとしない対応のためどうにもなりません。
皮膚科も今回の整形外科も先日の歯科もCSであることを伝えましたが、医師は全員知りませんでした。
さらには歯科医には治療拒否をされました。
患者にとりレントゲンも撮っているのですから、他院を探すのも時間とお金の問題で大変なことです。
私は電磁波にも弱いので、レントゲンを撮ることでダメージも大きいです。
アナフラキシーなどを起こされたら、と言われましたので「CSでアナフラキシーと同じ状態になることはありません」と伝えましたが理解してもらえませんでした。
知らない病気は関わることが怖いのは理解できますが、医師には理解しようとする気持ちを持って欲しいです。
CS(化学物質過敏症)は国が認めた病名登録が2009年10月です。
国の認定から14年経っているのに、知らない医師が多すぎます。
指のケガが治りましたら、これらのことは行政に報告していく予定です。
今回予想外にも指のキズと骨折でレントゲンを撮ることになり、必要がある歯科治療ですが命がかかわるわけではありませんのでしばらく諦めることにします。
今回のキズと骨折ですが、以前人差し指の爪を挟んで骨折した時の痛みに比べたらかなり楽です。
10年前に交通事故で親指を骨折して爪を割ったこともありますが、その時の親指のケガの時が日常生活において一番不便でした。
指の中では親指を失うと損害賠償金額が一番高いそうですが、納得できる経験でした。
いつも薬を出さない先生ですが、今回のキズの化膿を避けるために1日3回2日間服用する「セフゾンカプセル」が出されました。
アレルギーが出たり気持ち悪くなったら止めてもよい、とのことです。
薬剤師の説明によると腸内の菌も殺すとのこと、説明書には過敏症は禁止になっていました。
化膿することは怖いですが、化学物質に弱く薬によりCS症状が出ることの方が恐ろしいです。
日々のオーガニック生活と整った環境で生活していることにより、免疫力には自信があったため「自身の自然治癒力を信じて」服用はやめました。
6/26のケガは化膿することもなく7/30の診察でテープを取りましたが、キズ口も閉じてきれいになっていたので驚きました。
私が直視できなかったキズ口が、本当に先生が予測した通りに5日間でほぼ治っていました。
再度キズ口にはりつけたテープは7/2にはとり、水仕事をしてもよい、とのことです。
指をドアに挟んでキズと骨折してからわずか1週間でキズが治り、残るは骨折の治癒となりました。
ネットの検索によると、湿潤療法を取り入れている病院は市内では2ケ所でした。
長年おせわになっている今回の整形外科はHPがないので出てきませんでした。
早くきれいに治る自然治癒力を活かした簡単な湿潤による手当は自然派の人達の間では10年ほど前から利用されていますが、一般的にはまだまだ取り入れられていないようです。
調べると医師による湿潤による火傷やケガの手当法の本は2500円~5000円と高額でした。
今回は医師による指示で本当にできることを経験したので、今後のケガは湿潤療法で早くきれいに自然治癒力を利用して治していきたいです。
薬が使えないCSに合っている療法ですので手引書を買って、お店に常時置くことにします。
また、湿潤によりキズを治す「バンドエイドキズパワーパッド」も今後は積極的に使います。
4月からCSの人の希望で、対面と電話による有料相談をはじめましたが自己判断によるCS治療で悪化させている人が多いようです。
遠方で悪化されている方には配送しますので、すぐにできる食べるものから始めて欲しいです。
市内周辺に住んでいる方には、CSが利用できる日用品と食品を揃えていますので、お店に通い悪化を止めて頂きたいです。
通ってもらうことが、一番情報提供ができます。
CSも現代病の多くは汚染した食品と環境により発症しています。
天災や人災で急にCS発症した人でも、改善させるための基本は同じです。
CSは寝たきりになるとさらに悪化します、そうなる前に食べるものと環境を徹底してかえて、改善してほしいです。
悪化している方ほど持病による服用などで医療行為を受けているようですので、まず先にCSを改善させることをおすすめします。
CS専門医に持病の医療行為を相談すると医療を中止するようにすすめる先生もいますが、別の病気についての医療行為については指示をされないことが一般的です。
CS以外の病気の医療行為によるメリットを知り受けているのですから、デメリットを確認するとよいでしょう。
CS重症の人で目が見えなくなる病気になった時に、藤沢市の三好先生は眼科医にCSという病気についての説明の手紙を出してくれました。
それにより治療について医師の対応が変わったそうです。
その後はCS症状を改善されたことにより、目の症状は悪くなりませんでした。
手術しないと目が見えなくなると診断されて3年以上、今も手術はされていません。
今回の自然治癒力を利用した湿潤による治療もそうですが、薬に頼ることなく人間には悪くなった所を治そうとする力が本来あります。
命に関わる病気でない限りですが、CSで薬の利用をしている人はCS治療の初心に戻り、化学物質による医療行為を避けた方が良い病気であることについて考えてもらいたいと思います。
オーガニック食品を扱うお店のため、強い香料の洗剤・洗浄剤・消臭剤・香水を利用されている方はご遠慮願います。
オーガニックたま屋定休日:火・水曜日
営業時間/AM10:30~PM6:30
店頭サービス/現金払5%OFF、ペイペイ・d払・auペイ・メルペイ3%OFF、クレジットカード・その他ペイ1%OFF
ネットショップ