ずっと気になっていた「50°Cでお野菜を洗う」方法を試してみました。
ちょうど、枯れている小松菜、ちょっと元気が落ちたブロッコリー、新鮮そうではない洗いにんじん、外側の皮がしおれているたまねぎ、がございましたので、50°Cで洗ってみました。
特製温度計3本付きの『50°C洗いのすべてがわかる本』を見本に行ないました。
お野菜の種類により洗ってつけておく時間が違うのが、少し手間かも、でした。
小松菜は20秒。
にんじんとブロッコリー(まるごと)、たまねぎは、5〜6分。
自然栽培のにんじん以外は有機栽培で、いつも食べている農園のものなので味はおおよそ記憶しています。
葉がしゃきっとしました。
すべてのお野菜の味が変わっていました。とがった味がすべて消えていて、甘みがいつもよりあります。もともと、おいしいお野菜たちなのですが、さらにワンランク上になりました。
おー、これはちょっとすごい。
なぜ、味が変わるのか?
揮発性酸(尖った味)がなくなる
野菜のえぐみや渋み苦みなどのアクは、野菜の持つ揮発性の成分が空気中の酸素と結合したもので「揮発性酸」と呼びます。
この揮発性酸は、野菜が身を守る防御成分。
50°Cのお湯につけると、この揮発性酸が洗い流されるため、えぐみや渋み苦みなどのアクが消えてしまう。
つまり、とがった味が消えてしまう、ということなのですね。
鮮度がよくなり保存性も高まる
熱によるショックで、細胞間に水分が吸収されるので、鮮度が上がる。また、食材の劣化をすすめる雑菌が、50°Cの温度で減少することと関係があるとのこと。
甘みが増す
50°Cの温度により酵素が働き、熟成がすすむ。バナナは、木にある状態で熟成したときと同じ甘さになるそうです。
50°Cでお野菜を洗う、は、評判通りおいしくなりますのでお試しください。
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先日急に時間が空いたので、久々に本屋さんに行きました。
タイトルが気になるものばかりでした。
・特定の人しかうまくつきあえないのは、結局あたたの心が冷めているからだ(えー、そうなの?)
・仕事がつらいと思ったら読む本(つらい、って思ったらいかんな)
・人生はなんのためにあるのか(そんなこと永遠の謎でしょ、わからないから哲学者がいるんじゃん)
タイトルを読むだけで時間がなくなりました・・・。
タイトルってココロにつっかかってくるものなんですね。
というより、ワタシ、今タイヘンなことが多くて言葉に敏感なのかもしれません・・・。
さて、明日は稀少な自然栽培・有機栽培のお野菜が入荷します。
売れきれの、「ガッティ家のオーガニックエクストラバージンオリーブオイル」も入荷。
オーガニックのマクロビオティックのスコーンとマフィンも入荷。4月の毎週水曜日のマクロビオティックスイーツは、バンダさん。5月1日は、ミュートさんですが、その他はバンダさんです。6月は、ミュートさん入荷が多くなる予定。
まだ、少し「天然酵母パンのげんらく」さんが残っていますので、ご利用ください。
定休日/火曜日
定休日以外の休業日/ 4月21日(日)、5月5日(日)~7日(火)
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