終わらぬ店主のひとりごと、あーでもない、こーでもない。
すごく仕事が忙しいです、どんどん忙しくなるので怖くなります。
そんな今日この頃、本日は津軽三味線を聞いています。
なぜ津軽三味線なのか、というと、過労状態で起きた不思議な経験があったからです。
私の「脳と体」についての知識では判明できないことが2日間続けて2つありました。
家庭生活でも雑務が多く、先週はホームセンター等に行く用事があり化学物質を吸い込んでしまいＣＳ症状が出ていました。症状は吐き気と頭痛です、それも関係がありそうです。
1つは明け方にドスンという大きな音と共に下に落ちる感じがしたので「地震か」と起きました。しばらくしてから「夢」と判断がついたので横になりましたが体は疲れているけれど、頭は冴えている状態です。
そしてその日のお昼ごろに、取引先に電話で確認したことなのに伝わっていなかった業務があったことが発覚しました。
私に避難が集中、半日がつぶれてしまうような業務内容だったので「明け方にドスンと落ちた感触」はこの知らせだったのかと理解しました。
2つめは、過労で動けなくなった昨日のお休みの日の昼間3時過ぎ。
曖昧模糊として寝ていた時に「三味線の激しい音」がしたので頭は起きましたが、体が動かない。
抵抗しても仕方ないので三味線の音を聞いていました。
激しい音だけれど、どこか落ち着く・・・。
しばらくしてから、体が動いて起き上がることができました。
ベランダの外は明るい海の風景のせいか、少しも怖くはなかったのです。
私は雅楽に凝ったことがあって聞いていたことがありました。雅楽に琵琶が入るけれど、聞いた三味線の音とは違う。
人形浄瑠璃にも関心を持ったことがあり、DVDで数回見たことがあります、三味線が音として使われていますがこのような音ではない。ですから脳科学的に、三味線を繰り返し聞いた記憶から蘇った音ではないようなのです。
その後は日常生活の片付けや家事をやりながらも倦怠感が強く、ほとんど横になっていました。
昼間は半日ほとんど寝ていたのにも関わらず、夜も早めに寝ることができました。
夢は覚えがないので、深い眠りに落ちていたようです。
昨日の昼間3時の三味線の音はなんだったのか。
今日は過労感からは解放されたので「あなたは蘇るのだ」というお知らせだったのか、と解釈しています。
激しい三味線の音だったので「津軽三味線」ではないかと検索してユーチューブで聞きましたら、昨日の音は「津軽三味線」でした。
選んで聞いたことがない音なのですが、人間の脳や体とは、特定の解釈できないことが多いようです。
津軽三味線、調べましたら知らない事ばかりです。
●風や海、自然音を描写し、大地を賛美する、津軽三味線の音色には様々な表情があるとのこと。
●津軽三味線は19世紀に不運な人生を送った人間が広げた音、逆境から生まれた魂の叫ぶようなハングリー精神によって紡ぎだされた音、だそうです。
●また三味線弾きは、その演奏によりその場面の天候や自然などの情景や雰囲気、また何かの物語の登場人物が語っているように弾き分けるもの、と表現されていました。
昨日までは選んで聞いてみようなどと考えたこともなかった「津軽三味線」。
人生には不思議なことが起ります。
これを機に疲労している時は「津軽三味線」を聞いて落ち着きたいと思います。
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