「ピーファス（PFAS）」とは、50年以上にわたって世界で使われている有害物質の原材料のことです。
その中の代表商品が誰でも知っているテフロン加工のフライパン。
こげつかないフライパンやご飯がこびりつかない炊飯器（テフロンのデュポン）、水をはじく撥水スプレー（スコッチガードの3M）、この便利な加工品を持っていない人はいないほど、世界中で幅広く使われています。
また、火災をすばやく鎮火する消火剤、ハンバーガーや揚げ物や電子レンジでつくるポップコーンの包装につかう加工した紙、化粧品のコンシーラやファンデーション、これらも同じ原材料で作られています。
その原材料の名前が「ピーファス（PFAS）」です。
1930年に開発され、1953年には現在愛用されているような幅広い日用品に広がりました。
しかし、この合成化学物質は自然界で分解するのに数千年かかることが専門家によりわかりました。そして彼らはこの「ピーファス（PFAS）」に「永遠の化学物質」というニックネームをつけました。
この「ピーファス（PFAS）」は土壌・大気・海洋・川や湖を汚染するので、世界中の飲み水も汚染していることがわかりました。
「ピーファス（PFAS）」の健康被害は、腎がん、精巣がん、甲状腺や肝機能の障害、高コレステロール値にも関係している。子供は大人より影響を受けやすい。
参考資料：『ダーク・ウォーターズ（2019年）』
「ピーファス（PFAS）」も「遺伝子組み換え（GM）」と同じで、日本の認識は低いのです。
この「ピーファス（PFAS）」の有害性がわかる映画が映画『ダーク・ウォーターズ（2019年）』。この映画はウェストバージニア州とオハイオ州の住民が、テフロン加工フライパンで有名なデュポン社に2005年に訴訟を起こしたという実話に基づいた内容です。2021年9月現在、日本で上映されていません、日本語字幕のDVDさえも出されていません。遺伝子組み換え（GM）と同じく周知されては不都合な真実です、巨大メーカーの力がよくわかりますね。
GM広げたモンサント社（現在：バイエル）もテフロン広げたデュポン社も日本にもあり、世界中にあり多くのグループ会社があります。有害化学物質を世界に広げ続けています。
遺伝子組み換えについては『不自然なたべもの』『世界が食べられなくなる日』というわかりやすいDVDが出ています。
※どちらも店頭にDVDあります。
店主は「おいしい」という理由で強火での炒めものは重く手間がかかりますが鉄のフライパンを使っています。「ピーファス（PFAS）」を知った時に、使い続けてきてよかったとつくづく思いました。
もちろん仕事を通して「ピーファス（PFAS）」を知ってからテフロン加工の調理器具と撥水スプレーは捨てました。撥水スプレーは昔からスプレーした後に苦しいので、化学物質が弱くなったころに使用をやめましたが、自宅に放置したままでした。
2年前に意識の高いお客様からの要望で、テフロン加工でないフライパンを入れてほしい、と入れる前に指摘されてしまいました。
お店で扱っているのが、セラミックで加工されたグリーンパンバルセロナのフライパンや鍋です。店主も愛用しています。
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グリーンパン バルセロナ フライパン（24cm）税込8580円
なんだか難しいことは苦手で本は読みたくない、という人は映画『ダーク・ウォーターズ』を見るとよいのですけれど。
本が読むのが苦手という人、ここにてわかりやすくブログでまとめてみましたがどうでしょうか。
ジョン・ミッチェルの『永遠の化学物質 水のPFAS汚染』という本は、今すぐにでも読んでもらいたい本です。欧米では誰でも知っていることなのに、日本人は知らないことばかりで驚くと思います。
その一つの情報が沖縄の「ピーファス（PFAS）」による水質汚染のこと。
化学物質と電磁波に弱いので、年金生活後は沖縄と考えていましたが深刻な水質汚染を知り考えなおすことになりよかったです。
大阪と東京も同じく深刻な「ピーファス（PFAS）」による水質汚染があります。
参考：見えない侵入者 ～米軍基地から漏れ出す 永遠の化学物質～ 【テレメンタリー2021】【QAB琉球朝日放送】
 | 価格:3,503円 |
 | 価格:3,168円 |
 | 永遠の化学物質 水のPFAS汚染 （岩波ブックレット 1030） [ ジョン・ミッチェル ] 価格:682円 |
オーガニックたま屋定休日：火・水曜日
営業時間／AM10:30～PM6：30
駐車場／お店横に２台、お店駐車場から斜め向かい側に４台
店頭サービス／現金払5％OFF、ペイペイ（2021.9まで5％OFF、10/1より3％OFF）、クレジットカード・各種ペイ1%OFF
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