ホンモノの発酵食品とは 

2010tamaya

2013年01月02日 18:02


白い部分がみそについている麹カビです

新年おめでとうございます。

お店にいらっしゃるお客様で、放射能を気にされている方が多いです。当然のことですので、一般的に放射能が多いとされている地区のお野菜は全て放射能検査をした自然栽培・有機栽培の農作物を入荷しています。
地元や、九州地区になるとほとんど検査なし、のものが多いですね。放射能は、狭い日本ではどこにでもふりそそいでいますので、地元や九州は検査しなくても大丈夫ということはないので、不安な感じはあります。

放射能を気にするのであれば、今まで以上に発酵食品を取ることをお進めさせていただいています。
311前のお茶などの加工食品を手に入れることもひとつの方法かもしれませんが、いずれはなくなりますし。質の良い発酵食品の知識を持って摂取し、放射能をカラダから出していくことが、チェルノブイリの例からも大切なことと考えています。
発酵食品としては、主食の酵素玄米、味噌醤油などの調味料、ぬか漬けなどがあります。

オーガニックの自然食をとるようになって感動することは2つあります。1つめは、野菜と調味料のおいしさでした。そして2つめには、数ヶ月後には慢性病が軽くなり、1年経過後には治ってしまうこと。
(野菜だけが安全、調味料だけが安全では、実感できるような効果が得られませんから両方をホンモノにしましょう。)
サプリメントも健康食品も必要ありません。ホンモノの正しい食品を選んで食べるだけです。

ご自宅でお使いになっている発酵食品に、添加物などの化学的なものが入っているのでしたら、まず捨てましょう。それは、薬入りの醤油風味調味料、みそ風味調味料、みりん風調味料、チーズ風味のチーズ、などですから、発酵食品ではなくカラダに負担のかかるお薬入りの食品です。

食品はお値段で買うと病気の元になる添加物つきになります。個々で食品添加物を学び、添加物の入っていないものをえらびましょう。農薬・化学肥料つきの農作物、ハイテク化された発酵醸造菌を使ったワイン・ビール・焼酎・酢・納豆・しいたけ・パン・かつお節・ヨーグルト・チーズは買ってはいけません。
マーケットでこれらは全て揃っています。それも、安く多種類ございます。
ですから、マーケット・ドラッグストアには危険がいっぱいです。まれにホンモノがあるマーケットがありますが、はじめから自然食品店(オーガニック店)に行く方が、よいでしょう。高いですが(ホンモノの正規のお値段です)種類は多くないので、買いすぎたり迷うことはありません。

私は、天然の発酵食品については、日々勉強中です。日本の伝統食の菌については、ナチュラルハーモニー事務局の「菌匠会」の説明がとても勉強になっています。

味噌も醤油も、何百年前からある蔵と作るときに入れる容器にあたる杉樽につく天然菌でつくられるものです。それが、ホンモノです。
マーケットで販売されている大手製造メーカーでは、種菌メーカーから買ってきた発酵醸造菌を使っています。その菌は栄養剤として、人工培養液などを使って純粋培養されているものがほとんどです。なかには牛のエキスや化学調味料を培養液にしているものもあるとのこと。
 さらにバイオテクノロジーの技術で遺伝子操作された発酵醸造菌を使っているものもあります。遺伝子操作されたり、純粋培養された発酵醸造菌は安全性に問題があるのは周知のことです。

味噌づくり教室が流行っているとのことですので、参加されたかたは味噌のつくる課程を理解されていることと思います。同時に、手づくり味噌はそれほどおいしくないことも理解されているでしょう。
老舗の蔵と樽でできた味噌とは、菌が違いますから当然のことなのです。


こちら↑日本の伝統文化であり食芸術である杉樽です。

私は、アルコールに弱いのですが、酸化防止剤が入っていないワイン、純米酒のお酒であれば少しは飲めます。少しでもまじりものが入っていると、少ない量でも頭痛の原因になってしまいます。

価格は、下にいくほど安くなります。安くなる程、カラダに負担がかかります。
日本酒
●純米酒/米、米麹
●本醸造酒/米、米麹、醸造用アルコール
●普通酒/米、米麹、醸造用アルコール、糖類、酸味料、
●合成酒/米、米麹は入れず、アルコールに糖類、有機酸、アミノ酸などを加えて、清酒のような風味にしたアルコール飲料のこと。

引用/菌匠会(事務局:ナチュラルハーモニー)、食品の裏側 安倍司 東洋経済新報社

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