
サプリメントやドリンクなどのコラーゲン。
検索しますと、大手メーカーが扱っていてガンガン売れている様子です。
医師や専門家が、
効果なんかないって!!
と言っても売れているので、すごいです。
不思議です。
メディア・リテラシーが勉強されていない。
美しいタレントの効果のすごさ。
大手企業の広告の威力。
4社がそれぞれ「効果がある」と言っている主の理由は、
●35歳を過ぎるとコラーゲンが減るから。
●コラーゲンを摂取して、うるおいを保ち美しなる。
専門家などが「効果はない」ときっぱり言っている理由とは、
●コラーゲンはタンパク質なので、体内にはいると分解されてペプチド(アミノ酸が複数つながったもの)やアミノ酸になって吸収され、別なタンパク質に作りかえられる。
一部はコラーゲンをつくるときの材料になるかもしれませんが。
いずれにしろ、食べたコラーゲンがそのまま体内でコラーゲンになるわけではない。
コラーゲンをとりたいのであれば、
タンパク質の多い食品(大豆製品など)をとること。
そして、同時にビタミンCの多い野菜や果物をとることで、コラーゲンが合成されます。
若村育子(食の専門家)『こんな健康食品はいらない』p84-87
●コラーゲンのサプリ類などとっても、お肌プルプルにはなりません。
食べたものはいったん腸のなかでバラバラに分解されたり、血液にはいったりして、アミノ酸や糖の形で利用されます。
コラーゲンはタンパク質の一種です。
ナノ化コラーゲンというものもありますが、これも肌に塗ってもカラダに入れても、ただのタンパク質です。
コラーゲンもコンドロイチンもヒアルロン酸も、原理は同じです。
食べても飲んでもお腹の中でバラバラになり、目的の部位には到達しません。
サプリメント類の過剰摂取で、重篤な病気になります。
サプリはやめて、栄養バランスのとれた食事と適度な運動、早寝早起きをこころがけましょう。
近藤誠(医師)『医者に殺されない47の心得』p156-159
どちらも同じ忠告です。
コラーゲンはただのタンパク質、
食べるものから、コラーゲンをとりなさい、
ということ。
つまり「食べることをみなおすこと」
オーガニック先進国である現在の欧米が推奨していることです。
D社の「コラーゲン」
主原材料/
コラーゲンペプチド(魚由来)、ビタミンB1、ビタミンB2
調整剤等/
セルロース、ステアリン酸Ca、二酸化ケイ素(原材料の一部に大豆、ゼラチンを含む)
加工工程の見えない食品(タンパク質)を添加物で固めたもの(あるいは液体に混ぜたもの)を飲んでいる、のって、
客観的に見ますと、不安になるのですが。
美しくなる、
肌がうるうると若返る、
そんな簡単になるわけないのですね。
安易にネットでプチッとカゴに入れてお買いになる前に、広告は本当なのか?調べてみましょう。
びっくりすることがいっぱいです。
![]() |
新品価格 |

![]() |
医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法 新品価格 |

定休日以外の休業日/
6月は、火曜定休日のみ
7月は、15.16日(7月お盆休み)
8月は、11.12.13.14.15日(8月お盆休み)
お店へのアクセス